群馬県の榛名湖(榛名山頂のカルデラ湖)で行われるこの大会。
選手受付があるので前日に現地へ。
私は埼玉からなので、比較的近いこともあり、レンタカーを借りて高速で向かいました。
去年の館山トライアスロンは、電車利用だったので、自分で運転していくのは初めて。
車だと荷物の量をあまり気にせず持っていけるのは良かったのですが、行きも帰りも渋滞にはまってだいぶ腰が疲れました。一長一短ありますね。
この日(大会前日)、群馬は37度の予報が出ていて、まさに猛暑日でしたが、標高1000mを超える榛名湖に着くとさすがに暑さも和らぎました。
受付会場となるのは、榛名湖沿いの県立榛名公園です。
駐車場がいっぱいでなかなか車を停められずまごついていたら、競技説明会第一部がギリギリで締め切られてしまいました。
次の説明会は一時間後なので、選手登録とバイク・ヘルメット点検を済ませて、バイクコースを一周(8km)ほど試走してきました。
スタートしてすぐに現れるメロディラインの先の登り坂は、まぁこれぐらいなら大丈夫かな、と思える程度でしたが、折り返してからの下りの方が調子にのると危険な感じでした。
その後の説明会は、コースを走ってからだったので、コース説明がよく頭に入りました。スイムからバイク、バイクからランの動線を確認。
そしてスイムは湖に入った状態でスタートということでしたが、脚が着くのでフローティングスタートではないと聞き、一安心。あれ、やったことがないもんで…。
ただし、750mを2周するスイムコースですが、1往復してスタート地点に戻ってきても、一度陸にはあがらず、ブイをUターンして2周めに入ると知り、ちょっと不安になりました。
とりあえず1周して一度陸に上がってほっと一息つきたいと思っていたのに。大丈夫か?
受付を全て済ませて、宿泊先の宿へ。
お世話になったのは旅館ゆうすげ元湯。
榛名湖湖畔にあって会場に近いので、早めに予約しておきました。
やっぱり和室は落ち着きますね。
温泉は気持ちいいし、大正解でした。
また、宿泊料金も選手割引があるし(ただし出場者分だけ。同伴の妻は正規料金でした)、バイクは施錠される研修室で保管してくれたし(バイクラックがちゃんと準備されてました!)、なかなかオススメです。
それだけに、宿泊者はほぼ100%大会関係者なんじゃないかっていうぐらい、皆さん日焼けして引き締まった体の人ばかり。
うーん。みんな私より速そうだぞ…。
そして、さすがに夕食でも常に「ご飯お代わり!」の声が飛んでました。
私も負けじとガシガシ食べておきました。
明日の支度も済ませて22時過ぎにはうとうとしてきたので、そのまま就寝。
緊張で全然眠れなかった昨年のタテトラとは違います。これが経験の差ってやつですね。
翌朝は、スタートが8時半なので4時間前には起きたいと思っていましたが、さらに早く午前4時過ぎにパチっと。なんだ、やっぱり緊張してたんですね。
とりあえずもそもそと買っておいたオニギリなどをほおぼります。
朝が早いので、今回は朝食なしで泊まりました。宿もだいぶ早い時間から朝食対応してくれるようでしたが。
少し湖畔を散歩して体を起こします。朝の湖畔は肌寒いくらいで、これで泳げるのかなぁとやや不安に。
でも天気は快晴。レース日和になりそうです。静寂の中で山の空気を深呼吸して、これから始まるレースに向けて覚悟を決めていきました。
みよ、この清々しい景色を。
7時頃には会場入り。日が出るとグングン気温が上がってきました。
バイクを組み立て、ナンバリングを済ませ、トランジション準備。
その後、試泳の時間になったので、一年ぶりにウェットスーツを着用しました。ちなみにロンクジョンタイプです。
去年は焦ってウェットスーツを着た結果、肩があがらず試泳の段階で腕がパンパンになった痛い経験があります。
今回は焦らず股下までしっかり上げて履いたので、腕もスムーズに回ります。
首元がきつかったので、納得いくまでチャックを調整してから湖へ。
水温は24度とアナウンスがありましたが、確かにちょうどいい温度でした。
まずは仰向けに浮いてみます。湖なので海より浮きにくいかなと不安だったのですが、ぷかっと浮いたので安心しました。
しばらくゆっくり泳いでみました。
波もないのでプールで泳ぐのとそんなに変わらない感じです。
ただやはり脚がつかない怖さは常にあって、あまり遠くまで行かず、すぐ脚のつかところまで戻ったりを繰り返してました。
一周回した時に折り返すことになるブイを回ってみました。
あれ?ここは脚がつくじゃないですか。
これは嬉しい誤算です。
1.5km泳ぎ続けなければと思っていましたが、いざとなればここでいったん立つことができると分かり、だいぶ気が楽になりました。よしよし。
陸に上がってスタートセレモニー。ジリジリと太陽が照りつける中、みんな体育座りで壇上の開会の挨拶を聞きます。
なんかだいぶ長々話しているけど、スタート時間大丈夫なのかな、と思っていたら案の定急に進行がバタバタ。
第一ウェーブの人は急かされるように湖に入ってすぐにスタート。
私は第二ウェーブだったのでまだ余裕がありましたが、私のようにスイムに自信がない人はあれじゃパニックになるのでは?
なんて人の心配をしているうちに、3分後にはいよいよ自分のスタート時間となりました。
私、AmazonのKindle書籍として
『アラフォーからのトライアスロン』を出版しました!
内容を一言で言うと、館山トライアスロン挑戦記です。
読み終わったら、あなたは必ずトライアスロンをやりたくなる!!
というわけで、ぜひ試し読みしてみてくださいね。
追記:Kindle Unlimitedなら読み放題で読めます。