わたしはながいこと水筒を探していました。
そもそも、男性諸君は水筒を持ち歩いていますか?
水筒っていう言葉がピンとこないなら、タンブラーでも、マイボトルでもいいんですけど。
こまめな水分補給は美容と健康にはとっても大事!ということで、世の女性はバッグにマイボトルを忍ばせているものですが、男はそうでもないですよね。
かくいうわたしも、のど乾いたらその辺の水道水飲めばいいわい!というタイプだったんですが、それでも自分用の携帯できる水筒が欲しいという気持ちが芽生えてきました。
やっぱり、真冬は温かいものを、真夏は冷たいものを飲みたいですし、その都度自動販売機で缶コーヒーやポカリを買うのはお財布にも優しくありませんからね。
それに自販機のブラックコーヒーを飲むくらいなら、自分でドリップしたコーヒーを持って行って飲んだ方がよっぽどおいしいです。
そうした中で出会ったのが、今回紹介するSTANLEY(スタンレー)の水筒です。
おおげさに言えば、こいつでライフスタイルさえ変わってしまったぐらいの逸品です。
目次
出会いは突然に。STANLEYとの邂逅。そして一目惚れ
妻がスタバのタンブラー(350ml)を使っていて、自分もあれぐらいのサイズのものが欲しいな、と思っていたわたし。
妻のタンブラーは、今はもう売っていませんが、和のテイストのデザインでなかなか渋いのです。
というわけで最初は、スタバでタンブラーを物色していました。
あまり人とかぶりたくないので、地域限定デザインを探して、旅行先ではよくスタバをのぞいていました。
でもこれだというデザインに巡り会えず。
それにスタバのタンブラーは完全密閉ではないので、真横に倒したりできません。
他のコーヒーショップをのぞいたり、ロフトなどの雑貨屋にいったりもしましたが、無難なデザインのものしか見当たらず。
またスクリュータイプの蓋は漏れにくそうではありましたが、開け閉めがわずらわしいのが明らか。
そうこうしているうちに、何となく欲しいなと思い始めてから、1年も2年も経ってしまいました。
そんなある日のこと、セレクトショップのアーバンリサーチドアーズを家族でのぞいていた時、
目に飛びこんできたのです。
こいつが!
STANLEY(スタンレー)の真空ワンハンドマグ0.35Lです。
まぁぶっちゃけてしまえば、一目惚れです。
なので、これから説明する理由は後付け、もしくは後からもっともらしい理由を考えた結果です。
それでは、その魅力を語っていきましょう!
そもそもSTANLEYとは?【100年の歴史を誇るサーマルウェアブランド】
このスタンレーとは一体どんなメーカーなのか。
正規代理店の津田商会のサイトに詳しい説明があります。
1913年、アメリカで生まれたサーマルウェアブランド “STANLEY”
創業100年を越えたスタンレーの商品は孫の代まで使えるといわれ、今もなお、変わらないデザインで世界中の人々に愛され続けています。
保温効果が高く、とても丈夫で耐久性が高い水筒の他、今ではフードジャーやマグ、クッカー、クーラーボックスなど様々な商品を提供しています。
一生物のボトルを。 STANLEY since 1913
ウィリアム・スタンレーJrがスチール製の真空ボトルを開発したことが100年を超える歴史の始まりとなりました。その技術・耐久性が評価され、第二次世界大戦には軍用機に持ち込まれた実績もあります。
サーマルとは「保温」の意味です。
100年前から保温製品を作り続けているっていうのだからすごいですね。
アメリカを代表するボトル・水筒ブランドと言われる由縁です。
真空ワンハンドマグ0.35lの仕様
水筒、マグ、フードジャーを数多く展開しているスタンレーですが、わたしが一目ぼれした真空ワンハンドマグの仕様をまずは挙げておきます。
■カラー:ネイビー
■サイズ:高さ20×本体径7.7cm
■重量:335g
■容量:0.35L
■材質
本体:ステンレス
フタ:ポリプロピレン
パッキン:シリコン
ボタン/レバー:ABS樹脂
■仕様
保温力目安:4.5時間-60度以上
保冷力目安:5時間-10度以下
スタバのタンブラーと並べるとこんな感じ。サイズ感わかりますか?
STANLEYの魅力その1【持ったらわかる重厚感】
これがわたし的には一番ぐっときたポイントです。
店頭で手に持って、わかりました。
持ち応えのする重さというか、ずっしりきます。
それもそのはず重量335gですからね。
これにたっぷり飲み物を入れたら、かなりの重さになることは想像できますね。
言葉は悪いかもしれませんが、女子供にゃ扱えないシロモノです。
そして、この表面を見てください。
ハンマートーン・パウダーコーティングという加工が施されていて、絶妙なシボが生まれています。
さび止めの効果があるということなのですが、それよりもツルンとしたステンレスにはない持った時の手に吸いつく感覚がたまりません。
そして、この加工によって無骨さがにじみ出ています。
この重さと質感があいまって、スタンレーには水筒のイメージとはかけ離れた、たまらない重厚感があります。
グリーンとネイビーの二色展開ですが、この無骨なかっこよさは絶対ネイビーの方が上です!(これは完全に主観ですが)
ネイビーといっても、かなり黒に近い深みのある紺色なので、しぶいです!
また、マグの底はステンレスをさらにもう一重かぶせることによって、これでもかというぐらいの耐久性を実現しています。
トラックで踏んでもつぶれない。
飛行機から落としても壊れない。
弾丸も通さない。
などなど、スタンレーにはアメリカらしい大胆な逸話が数多くあります。
早い話が、「一生物」ということです。
アウトドア向けなので、多少手荒に扱っても全く問題のない頑丈さがあり、そうしてできた傷も味になる、そんな古きよきアメリカ製品(たとえばLevi’s501のような)ならでは懐の広さがこのスタンレーにも備わっています。
STANLEYの魅力その2【片手で開口して飲める、超楽】
歴史があるからと言って、形や機能まで昔のままでは単なるレトロな商品です。
スタンレーは、風合いこそオールドアメリカンの匂いを残しつつも、機能性においては改良を続けて現在にいたります。
このワンハンドマグの良いところは、その名の通り片手で開閉できるところです。
フタの部分のボタン(ちょうど人差し指がかかる位置)を押すと、飲み口のしきりが開くので、ボタンを押したまま口にマグを運べば、そのまま中の飲料を飲むことができます。指をボタンから離せば、自動的に飲み口は閉じます。
がっちりスクリュー式のフタで締めなくて大丈夫かな、と思いましたが、パッキンがしっかりしているので、横にしても漏れることは一切ありません。
このワンハンドドリンクを体験してしまうと、フタを回転させてあけて、それから中のロックボタンを押して解除して、ようやく飲めるという従来の水筒にはもう戻れません。
STANLEYの魅力その3【簡単分解で清潔】
こんなワンタッチで自動開閉する構造は、さぞ複雑だろうと思いますよね。
構造が複雑で入り組んでいると、洗浄が行き届かず、衛生面で問題が発生します。
しかし、スタンレーは心配ご無用。
あっという間に、これだけ細かく分解できます。
逆に言うと、これ以上細かくなるような複雑な構造にはなっていません。
使い終わったら、ささっと分解して、洗えばカスが残って臭くなる心配もありません。
ついでに言うと、このワンハンドマグは開口部の口径が77mmもあるので、普通のスポンジで中までしっかり洗えます。これもストレスフリーでいいところ。
まとめ【スタンレーで水筒のある生活を満喫しよう!】
以上、スタンレーの魅力を自分なりに語ってみました。
そうだ、肝心なことを忘れていました。これでお値段4000円+税。
え、安くない!?というのが、店頭でこいつを手にした時の感想でした。
それぐらい高級感があるんですよね。
ひとつ、マイボトルを持つ利点を挙げるとすれば、経済的ということが言えます。
スタバでコーヒーを買ったら一杯280円(ドリップコーヒーショートサイズ)。
セブンイレブンのセブンカフェだって一杯100円(ホットコーヒーR])。
でも我が家が買ってる個別包装のドリップコーヒーなら一杯27円!しかも美味しい!
いや、いいんだよ!今日はスタバでほっと一息つきたいんだよ!という日もあるでしょう。
もちろんそんな気分の日もあります。そしてそれは決して無駄遣いではありません。
そんな日でも、スタバの店員さんに「こいつに入れてください」(キラン!)の一言で、20円引きしてもらえます。
それにこれなら、飲みかけで外に出ても冷めることなく味わいきれます。
どうです、経済的でしょ?
いや、これもすべて後付けの理由にすぎませんね。
スタンレーの理念として、次のような言葉があります。
「BUILT FOR LIFE=あなたの日常にも頼りになる一生物のボトルを」
そして、もうひとつ。
ただ1つスタンレーが変わらず守り続けている、シンプルな約束があります。
それは、何十年経っても同じように過酷な状況で使い続けていただける、一生物の品質であること。
かっこいいですね。
こういった確かなメッセージを宿したアイテムを日常で使うのは、何とも心が弾み、生活が豊かになるものです。
空が高く、気持ちのいい風が吹いている休日に、お気に入りの豆で入れたコーヒーをスタンレーに入れて、川沿いにでも自転車で出かけ、木陰でのんびり味わうことができたら、
もうその日は100点満点じゃないでしょうか!?
お気に入りのスタンレーで熱く語ってしまいました。いいモノって語りたくなりますよね(笑)。
STANLEY(スタンレー) ワンハンド真空マグ 0.35L ネイビー
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内容を一言で言うと、館山トライアスロン挑戦記です。
読み終わったら、あなたは必ずトライアスロンをやりたくなる!!
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