どうも、長年サングラス難民を続けてきたMahhy(@blogborntotry)です!
自分の顔にしっくりくるサングラスが見つかると、夏が楽しみになりますよね。というか紫外線による目の疲れがなくなると、思った以上に快適です。
わたし自身「これだ!」というサングラスに出会えず、間に合わせで数千円のサングラスを買っては、気に入らず、また次のを買うということをここ数年繰り返していました(典型的な「安物買いの銭失い」)。
いい加減このダメダメループから抜け出したい!と本腰を入れてサングラスを探し始め、ついにこれぞというモノを見つけましたよ!
それが、SWANS(スワンズ)の「DF-Pathway」!
スイムゴーグルをはじめ、自転車、スキー、ゴルフなどのスポーツアイウェアを手がける国産メーカーSWANSが、本気で作った普段使いできるカジュアルサングラス。
わたしが魅かれた点を挙げると、
- 流行りに左右されないレトロスタイルのウェリントン型。
- スポーツアイウェアメーカーならではのこだわりの作り!
- 独立型ノーズパッド(鼻あて)によって自分好みのフィット感にできる。
- 1万円代前半で買えるコスパの良さ(ある条件のもとならさらにお安く!)。
というわけで、本記事は「SWANS(スワンズ)サングラスDF-Pathway」についてのレビューです(いい買い物をすると人に言いたくなるやつ)。
目次
SWANS(スワンズ)というメーカーを知らない人のために
SWANSは、水泳をやっている人や、自転車乗りやトライアスロン、またスキーやゴルフをやっている人なら誰でも知っているであろうスポーツ系アイウェアのメーカーですよね。
少し突っ込んで紹介すると、
SWANSは、山本光学というレンズメーカーが展開する、スポーツギアブランドの名称です。山本光学は、1911年(明治44年)、大阪で眼鏡レンズ加工業として誕生した、正真正銘の国産メーカー。そして1972年に山本光学が世に送り出したのが「SWANS」です。
SWANSは、国産レンズメーカーならではの高品質なアイウェアでランナーやサイクリストに人気です。マラソン界では有森裕子選手や野口みずき選手が長年つかっていましたね。プロゴルファーでは石川遼選手が契約しています。
ランナー&サイクリスト用の最新モデル「イーノックスニューロン20′」を見れば、その実力がわかるってもんです。耐衝撃性に優れた素材であるポリカーボネートに、 表面の傷を防ぐハードコーティングを施した 「ペトロイドレンズ」を採用しているところは、まさにレンズメーカーのこだわりと言えます。
公式サイトでSWANSの強みとして語られているのが、
光学メーカーとして専門性の高いレンズの開発と、そのレンズの性能を最大限に発揮できるフレームの開発を一貫して行う事のできるメーカーは、世界的に見ても殆どありません。我々はそれらの技術を使って、目的や使用者に応じて自社でゼロから設計・生産しています。
また、日本のメーカーとして日本人の頭部情報を豊富に持っているため、日本人にジャストフィットするアイウェアを提供することができます。
そんなSWANSが作った、普段使いできるカジュアルサングラスとなると、そりゃ期待できますよね。
SWANS(スワンズ)サングラスDF-Pathwayの基本情報
「DF-Pathway」は、SWANSの中でアウトドアカテゴリーに位置するサングラスです。
いたってシンプルなルックス。かける人を選びません。
パッケージには「Make a dayoff, My best DAYOFF」「Designed and made in JAPAN」の文字。まさに休日(Day Off)にリラックスしてかけたいサングラスなんです。
「Day Off=休日」をテーマにデザインされたSWANSの新しいライフスタイルサングラス「DF-Pathway(ディーエフ-パスウェイ)」。フィッシングやドライブなど休日のアクティビティ、紫外線対策など、幅広く活躍します。フレームは日常生活に取り入れやすいデザインに仕上げているので、ファッションアイテムとしてもおすすめしたいサングラスです。
「DF-Pathway」のレンズは、ミラーレンズタイプ、偏光レンズタイプなど数種類ありますが、すべて耐衝撃性に優れたポリカーボネイト製の「ペトロイドレンズ」が採用されています。そうです!これは先ほど紹介したSWANSの最新モデル「イーノックスニューロン20′」と同じ素材です。
普段使い用のサングラスでも、決して手を抜かず、スポーツモデル並みの安全性を追求しているわけです。これはSWANS、ひいては山本光学が次のような確固たる理念をもってモノづくりをしているからです。
SWANS / YAMAMOTOブランドの根幹には1911年の創業以来、105年以上にわたって培われた保護具開発の精神があります。目をはじめとして身体を護る為の強度や安全性が担保されているかまた、その道具が装着者や周りの競技者を傷つける可能性がないか。SWANSブランドを冠する全ての製品は、高い安全基準の中でつくられます。
わたしが選んだのは、ブルーミラー×ライトスモークのレンズ。グレー系のレンズに、ブルーのミラーコーティングをしたものです。
レンズは太陽光を受けた時に、完全に鏡面となります。その見た目がとてもクール(しかしこの言い方がださいな。語彙力…)。
カタログ重量は20g。実測でもご覧の通り20g。はっきり言って軽い!
フレームはナイロン素材。と言ってもツヤツヤテカテカではなく、わたしが選んだマットブラックは、艶消しの落ち着いた感じがオトナな雰囲気です。
左のテンプルにのみ「SWANS」のロゴ。型押しのロゴなのでさりげないです。
上から見るとこんな形。テンプルが自然な湾曲を描いています。しなりの効く素材のため、顔にストレスなくフィットします。
テンプルの裏側には、シリコンを部分的に採用。これが滑り止めになって、サングラスがずれません。落ちません。
リーシュコードと呼ばれる首ひもが付属しています。これをつけると、首から下げられるようになって、よりカジュアルな雰囲気に。「DAY OFF」ロゴの入った革タグもポイント。
セミハードケースが付属しています。表地はベージュ色のキャンバス風で味があります。「SWANS | DAY OFF」のタグがあり、このモデル専用のケースであることが分かります。
最後に、「DF-Pathway」の基本データをまとめておきます。
可視光線透過率 | 29% |
紫外線透過率 | 0.1%以下(UVカット99.9%以上) |
サイズ | 高さ45mm / 横幅141mm |
重さ | 20g |
レンズカーブ | 8カーブ |
素材 | フレーム : ナイロン レンズ : ポリカーボネート |
SWANS(スワンズ)サングラスDF-Pathwayはノーズパッド(鼻あて)が調整可能。ゆえに誰にでも似合う!
わたしが「DF-Pathway」を決めた最大の決め手、それが
調節可能なノーズパッド(鼻あて)です!
普段使いメインでもサングラスのフィッティングは犠牲にしません。 かけ心地の良さは鼻のフィット感も重要な要素。鼻幅や高さに合わせることができる鼻パットを標準装備。
そんな風に感じる人が多いのではないでしょうか。
逆になぜ欧米人は、サングラスをかけた顔がバシッと決まっている(ように見える)のでしょうか。
雑誌や映画、そして道行く人々の観察を重ねた結果わたしが発見した、サングラスがしっくりくるために必要なたった一つの条件、それは
眉毛とサングラスのフレーム(リム)を重ねる、もしくはなるべく近づける!
これに尽きます!
と思いますよね。でも、これが簡単なようでなかなか難しいのです。
その理由は、たいていのセルフレームのサングラスは、ノーズパッド(鼻当て)がフレーム(リム)と一体になっていて、間隔や高さを調整できないからです!
カジュアルサングラスのど定番、大人気のOAKLEY(オークリー)のFROGSKINS(フロッグスキン)を見ても、やはりノーズパッドはリムと一体型です。そのため、ネット上では後付けでパッドの高さを盛ることができるアイテムが売られているぐらいです。
ノーズパッドがフレーム一体型だと、わたしのように鼻筋が細い人間は、ノーズパッドがいい位置でひっかからず、鼻の下まで落ちてしまうのです。
結果として、眉毛とフレームの間に変な隙間が生じてしまい、なんとなく間抜けなルックスになってしまうというわけです。
欧米人は、鼻先だけでなく鼻筋もしっかりしているため、こうしたサングラスでもいい位置におさまるのだろうと推測しています。アジア人は骨格的に難しい!
SWANSの「DF-Pathway」を見つけた時に正直「これだ!」と直感しました。
「DF-Pathway」はこのようにノーズパット単体で、間隔を狭めたり広くしたり細かな調整ができます。これによって、誰でも自分のしっくりくる位置にサングラスをかけることができます。
SWANSは他にもカジュアルモデルのサングラスを何種類か出しているますが、ノーズパッドが独立した形になっていて細かな調整ができるのはこれだけです。
SWANS(スワンズ)サングラスDF-Pathwayの選び方
たしかに公式サイトを見ても、ずらずらっと出てきてわかりにくいですよね。
ポイントは2つ。
- フレームカラー
- レンズの種類とカラー
「DF-Pathway」は、豊富なフレームカラーとレンズがラインナップされています。ただし、これらを好きに組み合わせられるわけではないので、ご注意ください。
フレームとレンズの組み合わせは次の通りです。この中で、自分が気に入ったフレームとレンズの組み合わせを見つけましょう。レンズの違いで価格差があります。
フレーム | レンズ | 定価 |
ベージュクリスタル | ブラウン | 11,880円 |
クリア×デミスモーク | レッドシャドーミラー×偏光スモーク | 15,120円(限定品) |
クリアスモーク | レッドシャドーミラー×偏光スモーク | 15,120円 |
クリアブルー×クリアスカイブルー | イエローミラー×偏光スモーク | 15,120円(限定品) |
ブラック | 偏光ULライトグリーン | 15,120円 |
マットスモーク×クリアブルー | スモーク | 11,880円 |
クリアブラウンハーフ×クリアブラウン | 偏光フォクシーブラウン | 14,040円 |
クリアブラウンハーフ×クリアブラウン | シルバーミラー×クリア | 12,960円 |
ブラック×ブラック | シルバーミラー×クリア | 12,960円 |
マットブラック×マットブラック | 偏光ライトスモーク | 14,040円 |
マットブラック×マットブラック | ブルーミラー×ライトスモーク | 12,960円 |
マットスモーク×クリアブルー | イエローミラー×ライトスモーク | 12,960円 |
クリア | ブルーミラー×偏光スモーク | 15,120円 |
マットブラック | 偏光ULローズスモーク | 15,120円 |
やっぱり見た目の印象を決めるのはフレームカラーなので、まずどのフレームカラーにするか決めるといいと思います。わたしは絶対マットブラックがよかったので、その中で選べるレンズカラーを検討しました。
というわけで、わたしのイチ押しはマットブラックとブルーミラーレンズの組み合わせです。
迷ったのが、リムはマットスモークだけどテンプルがブルーのタイプ。ちょっとアクセントをつけたいならこれ。ただしレンズはミラーではありません。
思い切り夏っぽくいくなら、透明なフレームにブルーミラーレンズの組み合わせですかね。
SWANS(スワンズ)サングラスDF-Pathwayの取り扱い注意点とアフターサービス
購入時にSWANS東京本店(神田)の店員さんから、サングラス取り扱いの注意点をうかがいました。
- 着用後は水洗い
- 油汚れには薄めた中性洗剤
- 眼鏡屋さんの店頭にある超音波洗浄はNG
着用後は水洗い
サングラスを一日かけると微細なホコリがレンズに付着します。それをとろうと、レンズ用の布で拭いてしまうと、ホコリやゴミによってレンズに傷がついてしまいます。
着用後は、レンズに水をかけてほこりを流して、かるく水分をふきとる、という方法がいいそうです。
油汚れには薄めた中性洗剤
これはメーカーとして公式に推奨しているやり方ではないとのことでしたが、拭いても簡単に落ちない油汚れがレンズについた場合は、台所用洗剤を薄めたものを指でのばしてあげるといいそうです。
もちろんその後、洗剤が残らないように水で流しましょう。
眼鏡屋さんの店頭にある超音波洗浄はNG
よく眼鏡屋さんの店頭に設置されている、無料でつかえる眼鏡用超音波洗浄は使わないでくださいとのこと。レンズには特殊な加工がほどこされているので、メーカーとしては推奨できないということでしょう。
うれしい無料保証の特典
SWANSの製品はアフターサービスがあります。
ユーザー登録をすると購入から1年間は修理1回無料なのです。さらに直営店や直営オンラインショップから購入すると、2年間まで修理1回無料になります。
このサービスの何がいいって、初期不良などはもちろんのこと、普通に使用していて付いてしまったフレームやレンズのキズも対象になっている点です。
気に入ったサングラスに目立つキズが入ると、テンション下がりますよね。それが無料で修理してもらえると思うと、安心して使うことができます。さすがジャパンブランド!
サポートを受けるためには、購入後に手続きが必要になります。
SWANSのサングラスサポートからユーザー登録する、もしくは購入した商品についていたハガキでユーザー登録をします。これだけでいざという時に修理を無料でお願いすることができるようになります。
SWANS(スワンズ)サングラスDF-Pathwayを安く買う方法
SWANSの製品って基本的に同レベルの海外メーカーよりお手頃価格なんですよね。
その理由は、デザインから生産(レンズもフレームも含めて)まですべて自社で行える態勢ができあがっている国産メーカーだからです。
今回紹介している「DF-Pathway」もレンズによって多少価格差がありますが、わたしが購入したミラーレンズタイプは、定価12,960円(税込)と1万円台前半で買えちゃいます。
実はですね、ネットで探せば、さらに安く購入することが可能です。もちろん条件つきではありますが。
まずAmazonですが、在庫希少ながら8,451円(税込)で同モデルが販売されています。送料無料です。
定価との差額は、4,509円!まじか…(定価で買った男のつぶやき)。
さらに安いのが、楽天とYahooショッピングで、こちらでは最安値は8,440円(税込)で購入可能です。定価との差額は4,520円。
これらのECサイトなら価格はそこまで変わらないので、AmazonポイントがたまっているならAmazonで、楽天ポイントを使いたいなら楽天で、Tポイントを貯めているならYahooショッピングで、といった感じで決めればいいと思います。
ただし!直営店で定価で買ったわたし(単にネットで先に調べなかっただけ)の言い分としては、
直営店や直営サイトで購入すると確かに定価ですが、無料保証期間が1年追加されます!
ようするに購入後2年以内なら1回だけ、無料でキズ、破損の修理対応をしてくれるのです。まぁ悩みどころですね。とか言いつつ、Amazonや楽天で買っても1年間はサポートしてくれるんだから、4,500円安く買えるなら(さらにポイント貯まるし)やはりそっちの方がいいかな、というのが正直な感想です。
SWANS(スワンズ)サングラスDF-Pathwayレビューまとめ
本記事では「SWANS(スワンズ)サングラスDF-Pathway」についてレビューを書きました。
SWANSという、100年以上の歴史を誇る光学メーカーが作った普段使いできるカジュアルサングラス。それが「DF-Pathway」です。
見た目はシンプルで合わせやすく、作りはスポーツモデル同様のこだわりがつまったサングラスなので、街着に合わせてもいいですし、アウトドアで使ってもよし、軽量なのでちょっとしたランニングなどのスポーツシーンでも使える万能モデルです。
なにより自分でノーズパッドを調整できるので、しっくりくる位置を追い求めることができるのがわたしはうれしい!
さぁ、これで太陽ギラギラの夏がいつきてもバッチオッケーです!
私、AmazonのKindle書籍として
『アラフォーからのトライアスロン』を出版しました!
内容を一言で言うと、館山トライアスロン挑戦記です。
読み終わったら、あなたは必ずトライアスロンをやりたくなる!!
というわけで、ぜひ試し読みしてみてくださいね。
追記:Kindle Unlimitedなら読み放題で読めます。