子供の写真アルバムは絶対毎年作るべき!と力説してきました。
(「子どものアルバムはフォトブックか無印か、両方作ってみた【フォトブック編】」「【無印アルバム編】」)
て、わたしが言うまでもなく、みなさんかわいい我が子の写真を日々撮りためてるかとは思いますが。
でも、一年間が終わり、いざアルバムを作ろうと思った時、次のような面倒がありませんか?
・一年間分の大量の画像データをすべて見直して、その中からアルバムに入れるものを選択しなければならない。
・夫婦それぞれが別のカメラ(iPhone)で撮っていた時に、あらためて二人で合意のもと画像を選び、ひとつにまとめなければいけない。
我が家もこの二つの問題に直面し、アルバム作り自体がめんどくさくなった時がありましたが、ひとまず解決法を編み出しました。
使うのは、そう!
Googleフォト!
写真はGoogleフォトで整理しよう!
なんたってストレージ容量の制限なし(条件つきですが)
Googleフォトは、Google Driveというストレージサービスの一環で、写真や動画のバックアップをとることができます。
まず、Googleフォトの利点をあげるとすると、
無料!容量無制限!
まじか!?と思いますよね。
一応、これには条件があるのですが、ほぼまじです。
条件というのは、保存する写真の画質が元の画質のままではない、ということ。
Googleフォトは設定で、保存する画質を二種類選べます。
ひとつは元の画質。もう一つは高画質。
元の画質のままで保存することにすると、最大15GBまでが無料で利用でき、それ以上はストレージを追加購入する必要があります。
ま、15GBも相当ですけどね(笑)。
たとえば100GBプランにしようとすると、月額250円がかかります。
しかし、高画質で保存、を選ぶと、こちらは正真正銘、容量無制限なのに無料で使えるんです。
Googleフォトの高画質の説明がこちら。
高画質
* 無料、容量無制限。
* 容量を節約するために、写真が圧縮されます。写真のサイズが 16 MP を上回る場合は、16 MP まで縮小されます。
* サイズが 16 MP の写真は、最大で約 61.0 cm x 40.6 cm まで高画質で印刷できます。
* 動画の解像度が 1080p を上回る場合は、1080p(高画質)まで縮小されます。動画の解像度が 1080p 以下の場合、保存された動画と元の動画の見た目の違いはほとんど生じません。
16MPとは1600万画素のことです。
ぶっちゃけ、わたしが使っているiPhone 7のカメラの画素数は1200万画素。
つまり、実質、画像は圧縮されることなく、元の画質のまま保存されることになります。
というわけで写真はiPhoneのカメラが中心という方は、画質が粗くなるとかそういう心配は必要なく、どんどんGoogleフォトに保存していきましょう!
iPhoneが軽くなって快適!
Googleフォトを利用するもうひとつの利点は、iPhone本体の容量を軽くできる、ということですね。
Googleフォトでバックアップをとってしまえば、iPhone自体に写真を残しておく必要がないため、削除することができます。
一応、わたしは二段階のバックアップ体制として、Googleフォトには自動に同期することにしておいて、本当にiPhone上から写真を削除する時は、その前にPCの外付けHDDにもバックアップをとっています。
たいていの場合、iPhoneの容量を食い、動きを悪くする原因は、写真と動画のデータです。
ですので、これを軽くできると、日々の使用感もスムーズになって、とても快適になります。
Googleフォトの使い方
Googleフォトの使い方は簡単です。
[パソコンの場合]
photos.google.comを開き、Googelアカウントでログインする。
「バックアップと同期をオンにする」を選ぶ。
バックアップするフォルダを選択する。
[スマホの場合]
Googleフォトアプリをインストールする。
アプリを開き、Google アカウントにログイン。
上部にあるメニューアイコンから [バックアップと同期] を選択し、オンにする。
アプリから写真にアクセスする許可を求めるメッセージが表示されたら、iOSの設定アプリ>[プライバシー]>[写真]>[Google フォト] をオンにします。
これで、iPhone内の写真もすべてGoogleフォトに保存されます。
つぎに説明する共有フォルダを利用するために、夫婦両者がこの設定を行ってください。
Googleフォトの共有フォルダを夫婦で活用しよう!
さて、夫婦それぞれがGoogleアカウントを作って、Googleフォトアプリをインストールし、iPhoneカメラで撮影したデータがすべてGoogleフォトにアップロードされるようになりました。
ここまできたら、最初にあげた二つの悩み、
・1年分の大量の画像データからアルバムに入れるものを選択しなければならない。
・夫婦それぞれが別のカメラ(iPhone)で撮っていた時に、あらためて二人で画像を選び、ひとつにまとめなければいけない。
これらを一挙に解決できちゃいます!
その方法が、ずばり「共有フォルダをつくる」!
方法は簡単。
iPhoneからならアプリを起動して、右下の「共有」アイコンをタッチ。
(1)「新しく共有する」というメニューをタッチ。
(2)「写真を選択する」と出てくるので、アルバムに入れたい写真を選ぶ。
ただしこれは後から追加できるので、とりあえずひとつでも大丈夫です。
(3)共有する相手を選ぶことができるので、一緒にアルバムを作りたい相手(妻)を選びます。
(連絡先に妻のGメールアドレスは登録されていますね?)
(4)これで相手(妻)に招待の通知がいくので、それを承認してもらえれば万事終了!
ここまでやってしまえば、あとは簡単です。
・日々、夫婦それぞれがiPhoneで子供の写真を撮る。
・撮った画像はすべてGoogleフォトにコピーされる。
・定期的に(たくさん撮る人なら毎日)Googleフォトで、気に入った写真(アルバム入り候補)を共有フォルダに入れていく。
・一年が経ったら、パソコンのブラウザでGoogleフォトを開き、共有フォルダにたまった画像をパソコンにダウンロードする。
あとはそれを使って、ネットで注文できるフォトブックを作るもよし、そのま一括デジタルプリントサービスを使って写真プリントしてもらい、自分でアルバムを手作りするもよし、です。
ポイントはひとつ。
撮ったらこまめにお気に入りを選ぶ習慣をつけること、です。
写真を見返すと、勢いで何枚も同じようなカットを撮っていることってよくあります。
子供がなかなかいい表情をしなかった時とかつい連続してカシャカシャやってしまいますからね。
そういう何カットもある同じような写真は、忘れた頃に整理しようとすると非常に時間がかかります。
一から見直して選ぶわけですからね。
でも、撮った当日なり翌日だと、「はい、これ」とさっくり選べるものです。
何気なくスマホをいじっている時間に、ちょちょいと整理すればいいだけなので、ぜひ習慣化しましょう!
それだけで、あとの手軽さが段違いです!!
それから、夫婦両者がこまめに共有フォルダに写真を入れるようにすると、「お、今日はこんな風に楽しく遊んでたのか」「あ、こんな表情することがあるんだ」と日々自分の知らない子供の姿を知ることができて楽しめますし、夫婦での会話も増えますよ。
まとめ
一年が終わってから、パソコンにフォルダをつくって、一年間撮りためた画像を一枚ずつ見直し、気に入った写真を選ぶ、となる大変な時間がかかります。
それも、夫婦二人がそれぞれやるので、時間は二倍かかります。
そう考えるとめちゃくちゃ億劫になり、ついついアルバム作りは後回し。
気づけば3月4月ということにもなりかねません(経験者は語る…)。
写真の整理がめんどうで、せっかく撮りためた家族の幸せの瞬間の数々をアルバムにしないのは、本当にもったいないです!
他にもいい方法はあるかもしれませんが、我が家がたどり着いた簡単写真整理法を紹介してみました。
ぜひお試しください!
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『アラフォーからのトライアスロン』を出版しました!
内容を一言で言うと、館山トライアスロン挑戦記です。
読み終わったら、あなたは必ずトライアスロンをやりたくなる!!
というわけで、ぜひ試し読みしてみてくださいね。
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