娘が生まれた年のアルバムは、オンラインでフォトブックを制作した我が家でしたが、その翌年、翌々年は一転して手作りアルバムにしました。
フォトブックではなくアナログなアルバムにした理由
フォトブックのメリット、デメリットは前回まとめた通りです。
その中でデメリットとして挙げた「手間がかかる」というのが、一番の理由です。
いや、簡単にやろうと思えばいくらでも簡単にできるんですよ。
でも逆に言うと、こだわり出すとキリがない(苦笑)。
えーと、この写真に合うレイアウトはこれかな、こっちの写真は見開きでいれた方がアクセントになるな、それからこっちの写真は一言コメント(「初トマトの顔」とかね)をつけて微笑ましくしよう、とかやってるとですね…
めっちゃ時間がかかります!
その時は初めて父親になったテンションでやり通しましたが、2年目はなかなか重い腰があがらない…。
しかし、このままではアルバムのない一年になってしまう!
こだわって結局やらなくなるぐらいなら、いっそフォトブックはやめて、普通に手作業でアルバムをつくろう、と割り切ったわたしでした(妻は難色を示しましたが)。
写真プリントはしろくまフォトに注文
まず、iPhoneで撮りためた画像のプリントをどこでするか。
結論から言えば、我が家が選んだのは、しろくまフォト
。
(ちなみにフォトブックを注文したのはしまうまプリント。ややこしいな)
なんと言っても安い!(こればっかりだな…)
1枚5円です!
100枚作っても500円です。
昼飯一回分?(また言ってる)
やすかろう、悪かろうかも、と不安でしたが、送られてきた写真をみたところ
「え、普通にきれいじゃん?」と驚きました。
色味も鮮やか過ぎたり、暗すぎたり、といったことはなく、ごく普通の現像写真の色調になっています。
全然仕上がりに問題がありません。
この価格で、おそるべし…。
シンプルイズベストな無印のポケットアルバム
さて、アルバムに入れる写真はこうして準備ができました。
では、これをどんなアルバムに入れて整理するか。
わたしの実家もそうでしたが、昔ながらのアルバムといえば分厚い表紙で大きくて重いやつが定番でしたよね。
アナログでアルバムを作るのにしても、あれは避けたいと思っていました。
だって、取り出すのも億劫で見返さなくなるじゃないですか。
もっと気軽に何度でもヒョイと手に取ってみたくなるもので、本棚に入れてもかさばらず、シンプルで飽きがこないもの、という条件で探しました。
となると、やはりMuji(無印)になりますよね。
無印も数タイプのアルバムを出していますが、その中で収容枚数とサイズのバランスから、2段式のポリプロピレン製アルバムを選びました。
2016年のアルバムは、お試しで56枚用(250円)を。
翌年2017年のアルバムは、さらに容量を増やしてどんと136枚用(350円)を。
厚みはポケットの枚数でちがいますが、いずれもタテ200×ヨコ156mmサイズでコンパクトな印象です。
今後アルバムの数が増えてくると、ぱっと見でいつのアルバムかわからなくなるので、100均で数字シールを買ってきて、背表紙に西暦の数字を貼っておきました。
このアルバムは、表紙の裏にカードをはさみこめるポケットがついています。
表紙自体は半透明なので、余裕があれば、ここに表紙になるようなカードを作ってはさみこめば、さらに見た目がよくなるなぁと思いつつ、やっていません(笑)。
アナログ形式のアルバムのメリット・デメリット
こうして、娘が生まれて、0歳、1歳、2歳とそれぞれのアルバムを作りましたが、最初はフォトブック、そしてその後2回はポケットアルバムを使いました。
フォトブックと比較してわかった、手作りアルバムのメリット・デメリットをいかにまとめます。
【メリット1】写真がきれい。
あまり意識していなかったのですが、やってみてわかりました。
上質紙に印刷しただけのフォトブックの写真と比べると、光沢のある専用印画紙にプリントされた写真は圧倒的にきれいです。
発色も明瞭さも全然違います。
1枚5円のデジタルフォトプリントでもこれだけ違いがあることに驚きました。
きれいな写真はついつい何度でも見返したくなります。
【メリット2】写真が汚れにくい。
このきれいな写真、汚れたり折れたりしたら悲しいですよね。
ポケットアルバムはビニールに保護されているので当たり前なのですが、その心配がありません。
2歳の娘は自分の写真が大好きで、フォトブックもこのポケットアルバムも、しょっちゅう引っ張りだしては一人でページをめくっているのですが、おかげでフォトブックはカバーはすぐにはがされて折れ曲り、中のページもしわができたり、とかなりとほほな状態になってきました(涙)。
対してポケットアルバムは、まず表紙が頑丈ですし、中の写真もいまだに無事です。
せっかく娘が見たがっているのを、汚れるからだめ!というのは違うと思うので、そういった意味でポケットアルバムは安心していじらせています。
【メリット3】作るのが簡単。
何と言っても、これですね。
フォトブックの作成に長時間を費やした反動なのでしょうが、選んだ写真を時系列の順序でただポケットに入れるだけでアルバムが完成した時は、結構感動モノでした。
そのためには、写真プリントを注文する時に、日付写し込みを指定することがポイントですね。
では、続いてデメリットです。
【デメリット1】写真の縦横が入り混じる。
写真をポケットに挿し込むだけでできる反面、L判サイズの写真が一律横向きで並ぶことになります。
縦位置で撮影した写真も横向きになるので、開いて見た時に縦向きと横向きの写真が入り混じることになります。
しいて対策を考えるとしたら、時系列をいったん無視して、横向きは横向き、縦向きは縦向きでなるべくページをまとめるぐらいですかね。
わたしは割り切って、気にせずごちゃ混ぜで入れてます(笑)。
【デメリット2】一冊しかつくれない。
これだけはフォトブックに大きなアドバンテージがありますね(何冊でも同じものが作れる)。
やってやれないことはありませんが(デジタルフォトプリントの注文時点で各画像2枚ずつ注文して、ポケットアルバムも2冊買って、それぞれに同じように写真を挿し込む)、まぁ手作りアルバムの形式だと同じものをまたわざわざ作ろうという気にはなりません。
というわけで、2年目からは両家のジジババにフォトブックをプレゼントできていません。
でも、少なくとも妻の両親は週に一回は必ず妻が娘を連れて遊びに行っていますし、そこでバシバシ写真を撮っているみたいなので、まぁいいでしょう。
わたしの両親には数ヶ月に一度しか孫の顔を見せてあげられないので、時たま思いついた時にLINEで近況写真を送ったりしています。
ま、それで許してもらうということで。
まとめ
子どもが生まれてから毎年アルバムを作るようになった我が家。
フォトブックと手作りアルバムの両方を作った経験を踏まえて、その良し悪しを比較してみました。
これらを総合してどちらをよしとするかは、各人、各家庭それぞれだと思います。
でも、確実に言えることがひとつ。
それは、絶対に子供の姿はアルバムに残すべき!だということです。
後から作ろうと思っても作れない、いまの自分たちだけが作ることのできる、幸せの一コマ一コマを切り抜いて大事におさめたアルバム。
何年たっても色あせない、宝物になるのは間違いありません。
さて、我が家は次の一冊はどうしようかなぁ?
デジカメプリントはネットが安い!通常サイズ(L判)1枚5円~。
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