どうも、最近RICOH(リコー)のGR3を購入したMahhy(@blogborntotry)です(ドヤ顔)。
しかーし!困ったことに、
バッグにカメラをしまってしまうと、すぐに取り出せない。
かといって首から常にぶらさげるスタイルは「いかにも」な感じ、で嫌!
パンツのバックポケットに入らなくはないけど、ややきつい…。
そこで見つけたのが今回レビューするhmnyの「2マイルバッグ」です。これ、別にカメラ専用ケースとして作られたものではありませんが、サイズがどんぴしゃ!
これならベルトループにつけて、いつでもさっと取り出せます。
カメラケースというと、どうも野暮ったい、おやじ臭いものばかりですが(失礼!でもそうなんだもの…)、この「2マイルバッグ」はシンプルかつ上品なルックスで、まさに大人の男がさりげなく身に着けるにふさわしいカメラケースです!
一見薄型ですが、GRに限らず大抵のコンデジを収納できますし、年々大型化するスマホももちろんOK。
手ぶらで近所に出かけたい(だから2マイル=3.2km・バッグ)という時にも活躍します。
そんなわけで、本記事では「hmny 2マイルバッグ」について熱く語ります!
目次
RICOH GR3で子どもの表情を残したい!
そもそもの話は、わたしが最近、高級コンデジの一角RICOH(リコー)のGR3を購入したことから始まります。
きっかけは、今年我が家に第二子(次女)が誕生したことです。
思えば長女の誕生の時は、生まれる前から気合を入れてデジタルビデオカメラを買いました。
だから二人目も何かを買ってやらないと不公平だ、と考えたわけでもないのですが、日に日に成長していく赤子の様子や、二人の子どもが触れ合う様子(ま、いまのところ一方的にお姉ちゃんがかまってあげてるだけですが)などを見ていると、
という強い気持ちがめばえてきたのです。
わたしはもともとカメラに詳しいわけでも何でもなく、「ホワイトバランス?なにそれ?」レベルでした。
お手頃価格のデジカメを持ってはいたものの、進化するスマホカメラの性能に抜き去られ、ほとんど出番がなくなっていました。
だから、今あらためてデジカメを買うなら、スマホでは撮れないような一枚を撮ることができるカメラが欲しい、と思ったわけです。
情報収集しまくって悩んだ挙句、わたしが選んだのが
10万円前後の高級コンデジは各社しのぎをけずっていますが、わたしがGR3を選んだのは次のような点に魅かれたからです。
・なんといってもズームなし、単焦点レンズという潔さ!
・画質の命であるセンサーが一眼レフと同等のAPS-Cサイズ。
・RAWデータだけでなくJPEG画像で撮って出しができる手軽さ。
・とにかく形が小さく(外寸約11×6.2×3.3cm)どこにでも持っていける。
・どこで持ち出しても気が引けない(これ大事)シンプルミニマムデザイン。
万能性とコスパでいえば、ソニーのサイバーショットDSC-RX100M5。
これは大変評判もよく、外れがなさそうでしたが、わたしは思ったんです。
シャッターを押せばきれいに撮れるカメラなら、結局スマホの延長じゃないか。
どうせ買うならスマホとは違う、新しいカメラとの向き合い方をしたいぞ。
画角や絞りをあれこれ考えながら、「こんな写真が撮りたい!」という意図をもった撮影ができる、そんなカメラが欲しいんだ!
つまり、優等生よりも少しとがってるヤツが欲しかったのです!
その考えに合致しそうだと思ったのが、RICOH GR3でした。
2019年3月に、6年ぶりのフルモデルチェンジをはたして発売されたばかりです。
コアなファンの多いGRシリーズということで、中古カメラに強いマップカメラで未使用の良品を探して買いましたが、それでも¥102,800!
いやー思い切りましたわ、自分。
でも、それだけの価値がありますね。
もう毎日バシバシ撮ってますもん、楽しくて。
子どもの顔を見せられないのが残念ですが、こんな写真とか
こんな写真が撮れるんですよ。
ボケ具合にうっとりしちゃいます。これはスマホじゃ撮れません。
あとこんな洒落た一枚も。
やはりライフスタイルに変革をもたらしてくれる買い物は、プライスレスですね。ここはケチるところじゃありません!
10万円の高級カメラを一発勝負で購入するのは、たしかに怖いです。そんな時は株式会社rentryでとりあえずレンタルして使い心地を確かめてから判断するのが賢い選択ですね。わたしはただせっかちで待てなかっただけ(笑)。
RICOH GR3のケース問題
GRはいつでもどこでも撮影できるのがメリット。
はじめはバックパック(わたしはオンもオフも主にafectaを愛用中)にGRを入れて出かけたのですが、これだとだめですね。
取り出すのにひと手間かかってしまい、今だ!と思った瞬間に撮れません。
解決する方法としては、次の3つがあります。
(1)服のポケットにGRをつっこんでおく。
(2)ネックストラップをつけて首からぶらさげる。
(3)カメラケースに入れてベルトにつける。
[解決法1]服のポケットにGRをつっこんでおく
これが一番簡単な方法ですね。ぶっきらぼうな感じがカッコいい(笑)。
ただ、秋冬にジャケットやコートのポケットに入れるならいいのですが、Tシャツにジーンズのような薄着の時はどうしましょう。
GRは性能のわりに小さく、突起物も極力排されているので、パンツのバックポケットに入れることも可能です。
ですが、ダボダボではなくジャストサイズのパンツを履いている時は、やはりきつい…。
それにうっかり座ったりできません。
大事なカメラなので、ピキッとかなったら笑えませんよね。
[解決法2]ネックストラップをつけて首からぶらさげる
ネックストラップで首からぶら下げるスタイルは、シャッターチャンスを逃さないという意味では一番いいかもしれません。すぐに構えられますから。
でも、見た目が「カメラ愛好家」風になり過ぎて、わたしは正直好みではありませんでした。
GRはシンプルなデザインなので、そこまで目立つことはありませんが、それでも「いかにも」な感じがどうしても出てしまいます。
あと、カメラ本体がむき出しになっている状態もやや不安が残ります。
[解決法3]カメラケースに入れてベルトループにつける
残るは、カメラケースに入れてベルトループやベルト自体に引っ掛ける方法です。
ネックストラップほどではありませんが、これならすぐに取り出せますし、カメラも一応保護されています。
よし、これだ!
と探し始めてみたものの、思いのほか難航しました。
まず、RICOHの純正ケースはどうでしょう。
純正品としては、GC-9というソフトケースとGC-10というソフトケースがあります。
GC-9ソフトケースは、がっちりと硬めの本革ケースです。マグネット付きの上蓋があり、背面にはベルト通しがついています。
GC-10ソフトケースは、しなやかで柔らかい本革ケースです。こちらはカバンの中に入れる時の保護ケースとして作られているので、用途にあいませんね。
これらの純正のソフトケース、最初に検討しましたが、
ごめんなさい!
ださいです!
これをベルトに取り付けて歩いてたら、ほんと一発でおやじ臭くなります。いや、実際おやじなんですけどね…。
使ってる人ごめんなさい!(でもすでにこの純正ケースを使っている人は、検索してこの記事を見ることはないか)
「GR ケース おすすめ」とかで検索しまくって見つけたのは、次のような商品。
うーん、悪くはない。
悪くはないんだけど、どれもわたしの思い描くケースとちがって、なんというかカジュアルすぎる!
ゴテゴテしてたり、アウトドアっぽくなり過ぎてたり。
もっとシンプルでおとなっぽいケースはないのか!?
少なくともカメラケースと銘打って販売されているものに、わたしの好みに合うものはありませんでした。
結構シンプルなデザインを求めてる人って多いと思うんですけどね…。
ついに見つけた!hmnyの2マイルバッグとは?
ネットで検索しまくったものの、どうしてもこれだというものが見つからず、ややあきらめかけていたわたし。
そんな中、ある日ぶらっと買い物にいきました。
向かったのは、
東京駅丸の内のKITTEです。
ここ、センスのいいショップが色々入っているので、ぶらつくだけで楽しいんですよね。
さて、KITTEの3階にあるコンセプトショップKONCENT。
何気なく入ってみました。
KONCENTとは
モノを創る人と造る人を、そして使う人を、つないでゆくデザインのプラットホーム、KONCENT(コンセント)。生活用品などのデザインを行うアッシュコンセプトがプロデュースするデザインプロダクトショップです。
そこで目に入ったのが、色鮮やかな革小物たち。
あとで調べたところによると、hmnyというブランドは、
・香川県東かがわ市の革製品メーカー・ルボアと、プロダクトデザイナー宮城壮太郎、企画会社アッシュコンセプトとのコラボレートにより生まれたブランド。
・普段使いの上質な革小物を、ライフスタイルごとデザイン。
・東かがわ市は手袋の産地として国内の90%のシェアをもち、繊細な革の裁断・縫製技術には匠の技が凝縮。
・ひとつひとつの製品が、多くの革職人の厳しい目と熟練の手によって作り上げ、検品されてできあがる。
hmnyについてもう少し詳しく知りたい方は、こちらのアッシュコンセプト・デザインディレクターの名児耶秀美氏へのインタビュー記事をご覧ください。きっとhmnyが気になってくるはず。
さて、KITTEのコンセプトショップKONCENTの店内にずらっと並んだhmnyの革小物。
その中で、ひとつの小さな革ケースを手に取ったわたし。
これだ!
即購入しました。
何を隠そう、それがhmnyの「2マイルバッグ」という商品です。
購入を決めたのは、何がポイントだったのか。
それでは詳しく、この「2マイルバッグ」の特徴をご紹介します。
hmny 2マイルバッグの基本仕様
この2マイルバッグは、ベルトにつけて持ち歩くタイプのバッグです。
そのためにカラビナが付属しています。
素材は牛革。
ポイントはあらかじめ革にシワ加工をほどこしてあるところ。
これによってキズを目立ちにくく、なおかつ手になじみやすくしてあります。ちょっとくたっとした柔らかい風合いが写真で伝わりますかね。
サイズは約W120×D190×H15mmです。
hmny 2マイルバッグはカラーバリエーションが豊富。エイジングが楽しめるナチュラルレザーバージョンもあるぞ!
hmny商品全般に言えるのが、豊富なカラバリ!
2マイルバッグもカラーは全部で8色(在庫状況によっては全色揃わない時もあります)。
ブラック/グレー/ブラウン/ネイビー/オレンジ/イエロー/グリーン/ライトグレー
たくさんあって逆に迷いますが、まず間違いないのはネイビー。
落ち着いたカラーでどんな服にも合います。それでいて、革の質感がシックな雰囲気を醸し出します。
わたしもこれにかなり魅かれたのですが、手持ちの服や小物にネイビーが多すぎるので、ちょっと控えました。
次に実物を見て案外いいなと思ったのが、イエロー。
シャツの下からちらっと見えた時に、いいアクセントになります。
バッグインバッグとして使ったとしても、探しやすいですよ。
わたしのような、つい地味な色を選びがちな人にこそ使ってほしい色ですね。
そして、この8色とは別に、牛革本来の色をいかしたナチュラルカラーがあります。
わたしが選んだのは、コレ!
8色のカラーバージョンのものより約1000円ほど価格が高いのですが、なんと言っても、エイジングといって革を育てる楽しみがあります。
使い込むほどに、色つやが増していき、しなやかになっていくのです!
今はまだ真新しい風合いで気恥ずかしいのですが、これから渋い色味に変化していくはずです。楽しみ楽しみ!
(エイジングレポートを下に追記しました)
hmny 2マイルバッグはGR3を余裕で収納可能
2マイルバッグのサイズは上で記した通りですが、実際にデジタルカメラ(RICOH GR3)を入れるとこんな感じです(わかりやすいように、カメラを少し引っ張り出してますが、もちろんすっぽり収まります)。
カメラにジッパーが当たるのが心配かもしれませんが、サイズに余裕があるので全く問題ありません。
薄型ですが、底の部分をすこしつまんだ丸みのある縫製のため、カメラを入れるとしっくりおさまります。このひと手間がにくい!
そして、さすが100年以上の歴史を誇る革加工会社。
あえてくたっと柔らかい質感に仕上げています。
この柔らかさのおかげで、カメラが入れやすく出しやすい!
ガチッと硬い革だと、防御能力は高いかもしれませんが、出し入れがしんどくなります。
カメラの他にスマホなど何でもOK!手ぶらで出かけたくなるぞ
「2マイルバッグ」は、別にカメラ専用ケースとして作られたものではありません。
形状はいたってシンプル。
ポケットもありません。
ベルトを通すためのストラップもありません。
カラビナが付属しているだけです。
ですから、コンパクトデジカメと名のつくものであれば、GRでなくてもだいたい収納可能です。
そしてiPhoneをはじめとしたスマホも勿論入れられます。余裕です。
他にも小銭と鍵だけ入れるとか、新書サイズの本を入れるとか、さまざまな使い道が考えられます。
この「2マイルバッグ」をひとつ腰にぶら下げておけば、手ぶらのままちょっとしたお出かけが可能になります。
パンツの尻ポケに何か入れた状態って、実は不便じゃないですか。
座る時とか引っかかるし、割っちゃいそうだし。
それに、尻ポケが財布や携帯電話でパンパンに膨れてるのって、あまりスマートじゃありませんよね。
高校男子じゃないんだから(勝手なイメージ)、大人はすっきりと行きたいもんです。
そこで、大きすぎず小さすぎない、絶妙なサイズの「2マイルバッグ」の出番になるわけですよ。
GRと同様に万能性はない…。でも万能性なんて本当にいる?
「2マイルバッグ」は、カラビナでベルトに引っ掛けることしかできません。
あとは単にバッグインバッグとして使うぐらいですね。
カメラケースによくある次のようなものは付いていません。
・腰ベルトを通すためのループ
・リュックの持ち手に取り付けるためのマジックテープ付きのベルト
・衝撃吸収用のクッション
・予備の記録メディアやバッテリーを入れるポケット
これを不便だと感じる人は、購入しない方がいいでしょう。
でも、こうしたあれば便利だな、という程度の機能を幕の内弁当のように詰め込んだら、hmnyの魅力である潔いほどのシンプルさはなくなってしまうでしょう。
ズームもいらない、動画もいらない(ま、撮れますけど)、と思ってRICOH(リコー)のGRを選ぶような人には、この潔さが分かってもらえるんじゃないかなぁ。
[追記]hmnyの2マイルバッグのエイジングレポート
使い込むうちに変化するのが、ナチュラルレザーの楽しみです!
ということで、どんな風に変化しているのかレポートしていきます。
まず購入直後はこんな感じ。まだのっぺりしたベージュ色です。
使用開始して約3か月後の状態。徐々にあめ色に変化してきています。今後が楽しみ!
hmny 2マイルバッグのレビューまとめ
本記事では、hmnyの「2マイルバッグ」についてご紹介しました。
いやー、今回はいいモノを発見したので、力を込めて紹介しました。
ちなみに「2マイルバッグ」以外にも、hmnyはセンスのいい革小物を展開しています。
シンプルなキーキャップ。カラーバリエーションが豊富なので、鍵によって色を使い分けたら、相当オシャレ!
名刺入れ。初対面でこんなセンスのいい名刺入れを出したら、「こやつできる…!」と思っちゃいそう(単純なやつ)。
この手の革製品は、そもそも材料となる革の供給が不安
それだけでなく、在庫切れとともに廃番になること
一度買い逃すと後から入手できなくなる可能
ではでは。
私、AmazonのKindle書籍として
『アラフォーからのトライアスロン』を出版しました!
内容を一言で言うと、館山トライアスロン挑戦記です。
読み終わったら、あなたは必ずトライアスロンをやりたくなる!!
というわけで、ぜひ試し読みしてみてくださいね。
追記:Kindle Unlimitedなら読み放題で読めます。