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ランニング中に閃いたアイデアを逃すな!【極小ボイスレコーダーを使ってみた】

どうも。牛丼は吉野家より松屋派のMahhyです。

ランニング中って意外に色々なことを思いつきますよね。
でも家に帰るまでそれを覚えておくのってなかなか大変じゃないですか?

そこでランニングにも影響しない極小のボイスレコーダーを買ってみました!
手のひらに乗るサイズのレコーダーがはたして実用に耐えられるのか。
実際の使用レポートって見かけないので、参考になるかもと思いまとめてみることにしました。

使ってみると思った以上に快適!
思いついたことをすぐ吹き込んで頭をからっぽにできるので、そうするとまた次のアイデアが湧いてきます。
それから、せっかく思いついたことだから忘れないように忘れないように、とずっと頭の片隅に置いたまま走る必要がなくなるので、走りに集中できます。
そして走りに集中することで、また身体の使い方で閃くことがあったり、という好循環が生まれました。

そんなわけでボイスレコーダー、オススメです!
興味ある方はぜひご一読を。

ランニング中の不満「思いついたことがメモできない!」

有酸素運動はアイデアが湧きやすい

ランニング中ってみなさん何をしていますか(いや、もちろん走っているんですけどね…)。

音楽を聞いている。
ポッドキャストを聞いている。

色々あるとは思いますが、わたしは何もつけずに走る派です。

1時間以上走るとなると飽きるので、音楽を聞いていたこともあります。
でも風が強いとイヤホンが外れるし、iPhoneはかさばるし、でストレスの方が大きくなり、何もつけずに走ったところ、思ったより快適だったので以後そうしています。

音楽などを聞かずに走るメリットとしては、自分の走りにより意識が向くということでしょうか。
足さばきや上半身の使い方など、音楽にのりながら漫然と走っていたら気づかないことがたくさんあります。

さて、走っていると(特にジョグ程度の強度で)、身体のことに限らず様々なことが頭に浮かんでは消えていきます。

仕事のこと、家族のこと、エトセトラ。

一定テンポの有酸素運動をしていると、脳が活性化してアイデアが浮かびやすくなることは、おそらく誰しも実感していることでしょう。

適度に血流がよくなり、一定テンポのリズムが淡々と繰り返されるので、一種の瞑想状態になるからでしょうか。

1時間も走ろうものなら、色々なことが脳裏に浮かびますが、とてもそのすべてを家に帰るまで覚えておくことはできません。

思いつく、忘れる、また思い出す、というムダを省きたい

今までは「忘れるぐらいならたいしたことがない」「本当に大事だったらまた思い出すでしょ」と思って、済ませていましたが、最近考えをあらためました。

きっかけは、「PDCA」に関する本を読んだことです。
トレーニングの習慣化のヒントはないもんかとビジネス書、いわゆる自己啓発本に目を向けるようになってからというもの、色々面白そうな本を見つけては読み漁っております。

その中で最近読んだのが、『最短で目標を達成する!PDCAノート』(岡村拓朗、フォレスト出版、2018年)

 

基本的に「影響受けルーマン」を自負するわたしは、「PDCA(Plan/Do/Check/Adjust )」の重要性を認識したわけです。
そして、PDCAサイクルは、なるべく数を多く回すことでその効果が高まることを知りました。

「忘れちゃったから仕方ない」ではないんです!
思いついたアイデアが有効なのかどうかは試してみないと分かりません。
思いついたらすぐ試し、有効なら採用。調整が必要なら調整。だめなら却下してまた次の方法を考える。
これを繰り返すことで、小さな変化が積み重なり、気づけば大きな変化になっているのです(理想としては)。

もちろん大事なことならまたいつか思い出すかもしれません。でも、それまでに数日から数週間はかかるわけですよね。
その日数の分だけ、PDCAサイクルを回す機会を損失していることになるのです。

これはいかーん!

iPhoneを持って走るなんてイヤ

さて、ではどうすればいいか?

ぱっと思いつくのは、

・小さなメモ帳を持って走る。
→いちいち立ち止まってメモする?いや、やらないですね。

・iPhoneに記録する。
→いちいちiPhoneを取り出して、起動させて、メモ帳なり音声記録アプリなりを開いて記録する?やらないでしょう。
というか、iPhoneみたいな大きくて重たいものを持って走りたくありません。

となると理想は、やはり音声での記録ですね。

さらに欲張るなら、ランニングに影響がないぐらい、小さくて軽いもの!

かつてのiPodnanoぐらいの大きさが理想ですね。

さらに、余分なボタンは極力少なくて、ボタンのオンオフだけで音声が記録できるようなもの。

そんなのがあれば最高だな、と、これもまた走りながら思いつきました(これは忘れなかった)。

そんな都合のいい製品なんてあるのか?と調べたところ、

あったんです!




Amazonで中華製極小ボイスレコーダーを購入

意外にたくさんあったボイスレコーダー

いやー、世の中進んでいますね。
勝手に思い浮かべていた、小さくて軽くて最低限のボタンしかないシンプルなボイスレコーダーというものが、検索すると出てきました。

それも結構たくさん…。

それらを見ると、だいたい想定されている用途が、上司のパワハラの証拠を録音すること、夫の家庭内暴力の証拠を残すこと、などばかり。
大丈夫か、日本!?

そんな用途のためか、気づかれずに使えるような小さなものになっています。
メモリーステックと言われても分からないような大きさです。

そして肝心のお値段ですが、もちろん高価なものもありましたが、意外なことに5000円前後から、さらにそれ以下の価格帯のものが多くてびっくり!
当然、日本製じゃありませんよ。

Amazonのレビューを見ても、結構評価が高いんです。
中には数回で動かなくなった、などのレビューもありましたが、こればっかりは買ってみないと分かりません。
数千円なら試してみようかな、という気になりました。

色々あった中で除外したのは、レコーダー単体では再生ができないタイプ
パソコンに接続しないと音声が確認できないのでは、トレーニングの後すぐに確認することができませんからね。

¥1,980でAshuneru購入!

そして、価格とレビューなどを参考にわたしが選んだのが、これ。

Ashuneru 最新型 ボイスレコーダー 8GB(XO-V012

なんとお値段、¥1,980!
パソコンいらずで再生できるのにこのお値段。まじか?
半信半疑ながらポチリ。

注文からほどなくして届きました。
開けてみると、箱はひしゃげてました。まぁ想定内(笑)。

中には本体とイヤホンと充電用アダプタ、説明書、保証書が入っていました。
充電用アダプタが商品説明の写真と違いましたが、まぁ気にしない気にしない。

実物を見ると本当に小さい!
iPhoneと比べると、その小ささがわかると思います。

ボタンは3つのみ。オンオフボタンと音量プラスとマイナス。
そうそう、こういうシンプルなのを求めていたのですよ。

説明書には約8時間分も録音できるとあります。
ランニングの間だけなので、そんなに使うことはないでしょうが、会議とかで回しっぱなしにしても問題ありませんね。

 

【使用レポート】慣れれば問題なし、というか快適!

使ってみたわかったこと

早速、次のランニングからこいつを持って走ることにしました。

最初はランニングポーチに入れていましたが、何か録音しようと思った時に取り出すのがわずらわしく感じたので、手に持って走ることに。

本体の背面にクリップもついていますが、バネ式ではないので落とすのが心配です。
パンツのポケットに入れておくと、うっかりそのまま洗濯してしまいそうで危険ですし(初回でやりかけました。洗濯機にパンツを投げ込んだ時に、運良くポケットの中のレコーダーが洗濯機の底に当たって音がしたので気づきました)。

重量はほぼ無いに等しいので、手に持っていても何か支障がでることもありません(小指で握ると肩の力も抜けていい感じ)。

さて、いざ録音するぞ!と意気込んで走りだしたものの、意外となにも思いつかない…(苦笑)。
変に意識したからでしょうね。

でもだんだん慣れてくると、いつも通り色々なことがふわふわと脳裏に浮かぶようになってきました。
よし、チャンス!

録音はボタンをオフからオンにカチッと切り替えるだけ。
それで録音モードになります。これなら走っていても、よほど追い込んだ走りでない限り、普通に操作できます。

ただ気を付けなければいけないのは、スイッチを入れて約10秒経ってから録音が開始されるというところです。
録音可能になったらライトの色が変わる、とかそういうギミックがあるわけではないので、まぁ何となく少し待ってから話し出すことにしました。
ここは慣れ、ですね。

しかしやってみると分かりましたが、街中で独り言のように声をだして録音するのって、ちょっと恥ずかしいですね(自意識過剰?)。
つい小声でぼそぼそと吹き込んでしまいます(あとで音声を聞くと、より変質者っぽかった…)。

声を吹き込んだら電源をオフに切り替えます。

そして帰ってから、音声を再生してみました。
やり方は、イヤホンを差し込み(付属のイヤホンもありますが、手持ちのイヤホンの方が音質がいいでしょう、と説明に書いてあったので、iPhoneのイヤホンを使いました)、電源をオンにします。

するといきなりなんか変な音楽が再生されてびっくり。
あとでパソコンにつないで確認したら、デフォルトで2曲分のmp3ファイルが入っていました。これは削除。

音量マイナスボタンを1回押すと、mp3再生モードから録音再生モードに切り替わります。
ここら辺が見た目で分からないので、やや手探りです。

突然ガサガサ音が聞こえてきました。
ハァハァという自分の息づかいと、吹き込んだ声。
意外によく録れています。

結構周りの音も拾うようで、大通りを走っていた時の音声には、トラックの走行音もしっかり入っていました。

とりあえずわたしは声が聞き取れれば何でもいいので、特に問題はありません。

一つの録音パートが終わると、次のパートが自動的に再生されます。
最後まで行くとまた始めから。

ありがたいのが、録音データの削除も本体だけでできることですね。
音量プラスボタンとマイナスボタンを同時に長押しすると、ライトの色が変わるので、再度同時押しすると削除されます。

一つの一つの録音パートを個別に消すこともできるようですが、それはパソコンでやることが推奨されています。

わたしはその日の録音を聴きながら、ノートに書き写したら一斉削除しています。

ある日のランでの使用例

使ってみると、恐れていたような不具合もなく、考えていた通りの使い方が普通にできています。

ある日のランでわたしが吹き込んだ内容をちょっとご紹介。

・ハムにやや硬さを感じるが、体にしんどさはなく、リラックスして走れている。

・左の横っ腹痛い。触ると横隔膜ではない。大腰筋のあたり。

・蹴り足をしっかり上げると、 回転数はおちる。それでもしんどい。

・全力ではなく、なるべくリラックスしてバネをいかした大きな動きができるよう意識。

・胸椎回旋可動域が変わると、腕振りとの連動のタイミングも変わるはず。

・よりひねることができるので、ピッチはゆったりするのでは。

・(横っ腹の痛みは)胸椎の回旋が大きくなることで、今までより大腰筋がストレッチされるようになったからか。

・ウォームアップ、クールダウンのジョグはただだらだら走るのでない。戦略的、意図的なジョグであるべき。今なら胸椎ストレッチで変化した腕振りのタイミングの修正とか。

・レコーダーは小指でにぎると力まなくてよい。

・後半、肩甲骨を寄せる筋肉とか脊柱起立筋全体に疲労を感じる。

と、こんな感じです。
40分程度のランニングでこれだけのことを吹き込みました。
これを全部覚えていられるか?と考えると、いかにボイスレコーダーが有効か分かるかと思います。

あ、もちろん吹き込んだ内容がすべて重要なことかと言われたら、そうではありませんけどね。
でも、何が大事で、何が大事じゃないかなんて、後になってみないと分かりません。

そういう意味で、まずは何でも録音しとくべきかと。




まとめ

いかがでしたでしょうか。
なかなかよさそうでしょう?

冒頭にも書きましたが、ランニング中に思い浮かんだアイデアを、即座にレコーダーに吹き込んで頭から取り除くと、一度頭が空っぽになるのでまた次のアイデアが湧いてきやすくなります。
また、「これは忘れたくない!」と頭で反芻しながら走り続けるよりも、よっぽど走りに集中できます。

もちろんランニングだけではなく、ローラー台でバイクトレーニングする時なんかも使えるな、と思っています。

一度使ってみると、この気持ち良さ癖になりますよ。

 

ABOUT ME
mahhy
ヒツジ年生まれのアラフォーサラリーマン。仕事に励みつつ、余暇をこよなく愛する。トライアスロンから子育てまで、やりたいことが山積みだ。
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内容を一言で言うと、館山トライアスロン挑戦記です。
読み終わったら、あなたは必ずトライアスロンをやりたくなる!!

というわけで、ぜひ試し読みしてみてくださいね。

 

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