オトナの肉体改造

エニタイムをたった6ヶ月間で退会【あくまで前向きな撤退なのである!】

もうやめたんかい!というツッコミが聞こえてきそうですが、いやいや待ってください!
あくまで前を向いた退会なんです。

一応これまでの流れを簡単にまとめますと、

・トライアスロンのレベルアップのために筋トレを決意
・フリーウェイトをいつでもできる環境をつくるためにエニタイムフィットネスに入会
・ガンガン筋トレをすること6ヶ月
・思うところあって退会(いまここ)

さて、そのわけとは。

自己流フリーウェイトに早々に限界を感じた

わたしがエニタイムに入会してから取り組んだのは、主に次の種目でした。

【バーベル系】スクワット、デッドリフト
【ダンベル系】フォワードランジ、リバースランジ
【自重系】プルアップ(追加でラットプルダウン)

スクワット、デッドリフトは、教科書通り、最初の一ヶ月間は低負荷高回数で。
それから移行期間を設けてから、高負荷低回数で。
それを経てから、ギリギリの重さで10回を3セットという基本メニューへ。
こんな感じでやってました。

筋トレ関連本を読んだり、ネットを調べたり、youtubeの動画で勉強したりもしましたよ。

しかし、やればやるほど疑問点が増えてきて、もう調べるのが追いつかなくなってきました。

例えばスクワット。
なんとバーベルの担ぎ方で負荷がかかる箇所が変わるんです。
おおざっぱに言うと、ハイバーなら太腿前側。ローバーならお尻やハム。
その情報に行き着くまでにだいぶ時間がかかり、大腿四頭筋ばかり鍛えてしまいました。

ひとつの答えが出たからもう大丈夫かと言えば、もちろんそんなに単純な話ではなく、さらに分かってきたのが、狙った筋肉にギリギリまでテンションをかけ続けるのって、ものすごく難しい!ということ。
つい代償動作で補ってしまうんです。

例えばランジなら、本来は腰を落としてからはお尻の力でそれを持ち上げないといけないのに、きつくなるとつい後ろ足で蹴って戻ってしまいます。
これでできた気になってましたが、実際に強化したかった大臀筋はこれではなかなか強くなりません。

また、デッドリフトはわたしの場合、まず先に握力がもたなくなって限界がくることがわかり、それはリストストラップ(ゴールドジム製)を購入して解決したのですが、そうすると次は狙ったお尻ではなく腰だけがパンパンになる現象が。
これはフォームが悪いからなのか、はたまた単純に脊柱起立筋が弱いからなのか、が自分では判断ができませんでした。

理由がつかめないと、弱点の克服もしようがありません。

スタッフがいない、在籍のパーソナルトレーナーがイマイチ

こういった感じで、とめどなく疑問点、不明点が湧き出てきてしまうのです。

それはそれだけ意識的に筋トレを行うようになった証だとも思うのですが、一歩進んで二歩下がるような効率の悪さを感じました。

わたしは基本早朝利用だったので、その時間にはエニタイムにはスタッフがいません。
だからちょっと教えてもらう、ということはできませんでした。

いや、いたとしても、わたしが利用していた店舗だけかもしれませんが、エニタイムのスタッフは必ずしもトレーニングの専門家というわけではないようで、明らかに筋トレ特にやってません的なヒョロヒョロのお兄ちゃんが常駐していました。
店舗の外にはスタッフ募集の貼り紙もあったのですが、「運動経験がなくても大丈夫!」とか書いてあるのを見て、さもありなん、と思いました。

いやいや、スタッフはあくまでジムの管理者なので、専門的に教えてほしかったら在籍のパーソナルトレーナーを予約してくださいよ、とエニタイム側は言うかもしれません。

しかし、これまたわたしの店舗に限ったことかもしれませんが、在籍トレーナーとしてジム内に掲示されている人がわたしには残念ながらピンとこなかった…。

わたしが重要視していたのは、ある程度きちんと情報発信しているトレーナーさん、だったのですが、名前でネット検索しても驚くほど何も引っかかってこない。
うーん、この時代にこれではアウトでしょう。

エニタイムのひと月分の料金で毎月いろいろ体験しようと決めた

その後、赤羽トレーニングセンターで初体験したパーソナルトレーニング
これが一回受けただけでも非常に学びが多かったんですね。

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この時の料金が、7390円

で、エニタイムの一ヶ月の料金は7538円。ほぼ同じ。

わたし、一度受けてみてパーソナルトレーニングのブレークスルー効果の高さを実感し、フリーウェイトに限らず、ランでもバイクでもスイムでも色々習ってみたい!という気持ちが強くなってきてしまいました。

ま、何を誰に受けるかで料金は全然違うと思いますが、まぁおおよそ6000円~1万円/1回くらい?
つまり、エニタイムを退会したら、そのひと月分の料金で毎月なにかしら一つぐらいはパーソナルトレーニングを受けることが可能じゃないか、と気づいたのです。

おそらくそちらの方が、エニタイムで自己流で筋トレを続けるよりトライアスロンのレベルアップに直結するように思ったのです。

ジェクサーのフリーウェイトエリアが改善された

さらにエニタイム退会を後押ししたのが、もともとプールのために通っていたジェクサー上野の大規模リニューアルです。

リニューアル前は、フリーウェイトエリアが非常に狭く、とてもストレスフルな環境で、とても継続的にトレーニングできないと感じていました。
そこでエニタイムに行き着いたのですが、2017年の11月に大幅リニューアルを経たジェクサーへ行ってみると、

おぉ、フリーウェイトエリアが拡張されているではありませんか!

パワーラックが2台体制になり、他にもスミスマシン(使わないけど)やベンチが増えました。
数回利用してみて、これならこっちをメインにやっていける!と確信しました。
それで踏ん切りがついたので、エニタイムは退会することに決定!




えらい簡単だった退会手続き

エニタイムのいいところは、入会も簡単なら、退会もえらい簡単なところですね。

他の一般的なジムのように何か月縛りみたいなものはありませんし、引き止めみたいなことは一切ありませんでした。
「やめます」「じゃ、こちらにサインを」「はい、終了」みたいな感じです。

エニタイムは月の締日が10日なので、それを超えてから手続きをしたわたしは、翌月いっぱいまで利用が可能でした。
で、入室キーもその期限を過ぎると使えなくなるので、わざわざ返却する必要もなく処分してかまわないということでした。

ドライと言えばドライ。なんだか拍子抜けですね。



まとめ

振り返ってみると、エニタイムに入会し利用していたのは実に6カ月間だけでした。

でも、この半年は決して時間とお金を無駄にしたわけではありません!(ここ強調)
自分なりに本腰入れて(二つのジムの掛け持ちという金銭的な負担をあえてかけて)フリーウェイトに取り組んだからこそ、次に進むべき方向性が見えてきたと言えるからです。

この半年間の経験がなければ、まず間違いなく、わざわざ高いお金を払ってパーソナルトレーニングを受けようとも思わなかったですし、今までと同じような練習を続けて、今までと同じような成績を出し続けたことでしょう。

というわけで、ありがとうエニタイム!(無理やりまとめる)
早朝にジムを独り占めして、静寂の中もくもくとバーベルを上げていたあの時間は、今も忘れられないとても気持ちのいいものでした。

ABOUT ME
mahhy
ヒツジ年生まれのアラフォーサラリーマン。仕事に励みつつ、余暇をこよなく愛する。トライアスロンから子育てまで、やりたいことが山積みだ。
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