ロードバイク、ランニング、水泳、これらに共通するのは有酸素運動という点です。
ですので、そのレベルアップを目指すなら、有酸素運動の強度を計測することのできる心拍計が必須です!
心拍数を指標にしてトレーニングゾーンを決定し、効果的に体をいじめていく方法(笑)と、そのためにどのような心拍計が適しているのかをまとめました。
目次
走力アップを目指す自転車乗りに心拍計が不可欠な理由
ロードバイクに乗り始めて、もっと速く走れるようになりたいと思った時に、まず手に入れるべきは心拍計でしょう。
なぜならパワーメーター導入にはかなり気合の入った金額が必要になるのに対し、心拍計はサイコンに対応する心拍センサーさえ購入すれば、数千円で心拍トレーニングが始められるからです。
心拍数を運動強度の指標にすることで、持久力をつけるために有効な強度や最大酸素摂取量(VO2max)を強化するのに有効な強度が判断できますし、オーバートレーニングにおちいる危険を回避できます。
ただし、そのために何より大事なのは心拍計の精度です。
そこで、どのような心拍計を選びトレーニングをすべきか下記の記事でまとめました。
パワートレーニングにも心拍計を加えるべし!
心拍計を使ってバイクに乗るようになった人が次にあこがれるのが、そうパワーメーター!
ロードバイク中級者以上の多くが、パワーメーターを使ったパワートレーニングを取り入れています。
パワーメーターを使えば、心拍計では管理することのできないスプリントのような高強度域のトレーニングも、狙った強度で行うことができますし、その日の体調で変動しがちな心拍数とはちがってより厳密なトレーニングが可能になります。
しかし、パワートレーニングは心拍トレーニングにそのまま置き換わるものではありません!
どちらか一方と考えるのは非常にもったいなくて、パワーメーターと心拍計を併用することで一気にトレーニングデータに深みが出るのです。
具体的にどのようなメリットが得られるのか、下記の記事でまとめました。
パワーメーターがあれば心拍計はいらない?NO!両方使って効果倍増!
数ある心拍計の中で異彩を放つのがWahooの心拍計
心拍計の必要性は十分わかったけど、じゃあどれを選べばいいの?という話に当然なりますよね。
心拍計は現在群雄割拠の状態です。
アップルウォッチに端を発する腕時計型光学式心拍計の開発、スマートフォンとの連動性を重視したBluetooth規格の充実などなど。
トレーニング用の心拍計といえばこれまでガーミン、ポラール、スントあたりが主要メーカーでしたが、いまそこに割って入ろうとしているのがWahooです。
自転車乗りの人なら、サイクルコンピューターやインドアバイクトレーナーなどでWahooの名前を耳にする機会も多いでしょう。
このWahooは、機能、価格、ルックスの三拍子そろった心拍計を展開しているのですが、いくつかモデルがあって機能の違いが少しわかりにくい…。
ということで、それぞれのモデルで何ができるのかまとめてみました。
自転車乗りだけでなく、ランナーにもオススメの理由があるのです。
Wahooの心拍計(TICKR/TICKR X/TICKR FIT)の選び方
[番外編]水泳でも心拍数を計測したい!
実は、心拍トレーニングは、ランニングや自転車のみならず、水泳にも有効です。
水泳で心拍数を計測すると、客観視しづらい自分の泳ぎの無駄を知ることができるというメリットがあります。
また、タイムだけではわかりにくい泳力の向上が、心拍数の変化から把握できるのでモチベーションアップにもつながります。
ただし、水中で心拍計が使えるのか疑問ですよね。
そこで、防水心拍計の中で信頼できるモノを探しました。
「速くなるための心拍計活用術」まとめ
心拍計についての記事が多くなったので、わかりやすいようにまとめてみました。
わたしはもともとランニングでずっと心拍計を愛用してきたので、その有効性は重々承知です。
使い続けていると、自分の心拍数の特徴がわかってきます。日によって心拍数の上がりやすさ、上がりにくさも違うので、それで体感しづらいわずかな体調の変化が読み取れるようになります。
トレーニングはついガムシャラにやってしまいがちですが、実はこうして心拍数をモニタリングしながら、適度に強度を落とす時は落とした方が、結果的には体力が向上していきます。
ぜひ心拍トレーニングを取り入れてみてください!
私、AmazonのKindle書籍として
『アラフォーからのトライアスロン』を出版しました!
内容を一言で言うと、館山トライアスロン挑戦記です。
読み終わったら、あなたは必ずトライアスロンをやりたくなる!!
というわけで、ぜひ試し読みしてみてくださいね。
追記:Kindle Unlimitedなら読み放題で読めます。