出勤前にひと泳ぎできる環境を求めて、あれこれ試行錯誤してみた(結果的に早朝営業のジムに入会してみた)という話です。
トライアスロン3種目の中でスイムが最も苦手な私です。
それにも関わらず、娘が生まれたこともあって、気づけば1年間もプールに行くのをさぼっていた時期があります。
0歳児の娘の世話が…、と言い訳をしていましたが、いつまでもこれではいかん!と思ったわけです。
しかしですね、例えばバイクは、ローラー台があるので30分あれば室内でもトレーニングできますし、ランも家の周りを走れば事足りますが、現実問題としてスイムは、どこかしらのプール施設に、その営業時間内に、水着などの荷物を持って、行かなくてはいけません。
ちょっとハードルが高いわけです。
そのせいで、ズルズルとスイムだけトレーニング頻度が落ちる、というパターンは結構あるあるでは?
しかし、そんな私でもかつて定期的にスイムの練習を行っていた時期が2回ほどありました。
1回目は、平日朝に開催されていたトライアスロンスクール(NAS)に入会していた時。
週1会員だったので、この時は最低週1、プラス行ける時は週末に地元のジムプールに行って週2の頻度で泳いでました。
そのおかげか、初めての海、初めての51.5だった館山トライアスロンを無事完泳完走することができました。
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で2回目は、早朝から営業しているジム(ジェクサー)に入会していた時。
平日会員だったので、多い時は(ま、最初だけでしたけど)出勤前に週4で泳いでました。平均すると週2かな。
おかげで、高地で行われるためにきついことで知られる榛名湖トライアスロンも何とか泳ぎきることができました。
やっぱり朝スイムしかない!でもどうやって?
日中しかやっていない近所の公営プールに通おうとすると、どうしても家族で過ごせる貴重な土日の昼間の時間を削らなくてはいけません。
それぐらいはできると思っていたのですが、思いのほか心理的なハードルが高く、なかなか「じゃ、ちょっくらプール行ってくるわ」と行動にうつせずに時が過ぎてしまいました。
そうなんです。
やはりスイムを他のランやバイクと同様に一定の頻度でトレーニングする習慣をつけるためには、
行ける時に行く、
時間をつくって行く、
というやり方ではだめなようです(私の場合)。
そこであらためて検討しました。
上記のように、朝スイムを行っていた時だけは定期的に泳げていたことを考えると、やはり再び朝スイムを始めるしかないな、と。
《方法その1》 朝からやってる公営プールに通う。
まず思ったのが、なるべくお金を安くあげたいので、公営の施設で早朝から営業しているような場所はないかしら、ということ。
調べたら、あるにはありました。
中央区にある浜町の総合スポーツセンターと月島スポーツプラザです。
ホームページを見ると、朝の7時から開いていて、しかも1回250円!
すごいですね。うちの近所のプールより安いですよ。
浜町や月島は残念ながら通勤経路ではありませんが、わざわざ電車を乗り継いで交通費がかかったとしても、断然安い。
また、ジムなどに入会すると、行けても行けなくても月会費は変わりませんが、これなら行った時に使用料がかかるだけ。
うーん、しかしなぁ。
本当に通い続けられるか?と冷静に自問しました。
最初の何回かはやる気があるので行けるでしょうが、その後は職場とあさっての方向にいちいち乗り換えて、電車を乗り継いでまでは行かない気がします。
「がんばれば何とかできる」という行動はたいてい習慣化しない、とだんだん分かってきました。
それに泳ぎ終わってから職場へ行くまでが、どうしても慌ただしくなりますし、ちょっとでも交通網が乱れたらアウトですし、うーん。
そんなわけで却下と相成りました。もちろん職場の方面が近ければ、理想的な練習場所だと思います。
《方法その2》 朝からやってるトライアスロンスクールに入会。
では、次。
以前も通っていたような、早朝に実施されているトライアスロンスクールに入会する、というのはどうでしょう。
昨今のトライアスロンブームも手伝い、気づけば結構あちこちでやっています。
ざっと挙げると、
・NAS(勝どき、大崎、西日暮里、吉祥寺)
・サニーフィッシュ(駒沢、金町)
・チームケンズ(西東京、新宿、成増)
・アスロニア(渋谷、新宿、青山、十条)
メリットとしては、何と言ってもきっちり計画されたプログラムで学べる、ということ。
メニューの組み立て方とか、一人ではよく分かりませんからね。
ただし、マンツーマンレッスンではないので、手取り足取り泳法を教えてもらえるわけではありません(少なくとも以前私が入会していたスクールは)。
だからそこで泳ぎが上手くなるかどうかは自分次第(レベルの高い人が多いので見て盗むとか、コーチに練習の合間を見つけてしつかく聞くとか)。
浮かない私は浮かないままでした。
ま、それはさておき、他に挙げられるメリットとしては、やはり大枚叩いて習いにきているぐらいなので、基本まわりもみんなやる気まんまんです。
その中で同じぐらいのレベルの人たちと切磋琢磨する環境は、間違いなく燃えます。
逆に燃え尽きる危険もありますが…(かつての私は若干それ)。
デメリットとしては、やはり月会費が普通にジムに通うより高いということでしょうか。
どのスクールに通ったとしても有名コーチの指導つきなので、そりゃ当然ですね。
たいていのスクールは、週1か週2のプランがあるのですが、現実的にちょっと週2会員の会費はいまの家計からしてきつい…。
週1会員なら何とか、というところ。
しかし、週1ペースで泳いでいても、はたしてどこまで泳力が向上するのか疑問符がつきます(1年近くさぼっといてよく言いますが…)。
となると、プラス1日週末に自主練をしなければいけないことになります。
しかし、土日と言えど、日中にプールへ行く時間はなかなか確保できず、結局ずるずる週1しか泳がない習慣がつきそうな予感がぷんぷん。
よって、これも却下。
財力に問題がなければ、週2会員になってバリバリ泳ぐ、というのがおそらく一番レベルアップする方法だとは思います、はい。
《方法その3》 朝からやってるジムで泳ぐ。
さて、いよいよ三つ目の手段。
早朝営業しているプールのあるジムに入会して、出勤前に泳ぐというのはどうでしょう。
早朝営業しているジムというのも調べると、無いわけではありません。
都心で一番店舗が多いのが、ジェクサーではないでしょうか。
四谷、大塚、池袋、上野、新宿
これらの店舗は、朝の7時からオープンしています。
他にはNASも大崎店のみ早朝営業をやってますね。
ジェクサーは、私の通勤経路にもあるので、一番現実的かもしれません。
また、以前も利用していたので、勝手がわかっているというのは大きいです。
[オススメポイント1]
運営母体が天下のJRなので、何といっても立地がグッド。
ホームページでも「近トレしよう」とのキャッチコピーをうたっている通り、たいていの店舗は駅併設か、すぐ近くにあるので、出勤前の忙しい中で泳ぐ人にはうれしい限り。
[オススメポイント2]
少しずつ料金改定で値上がりしてはいますが、それでも良心的なプライスです。
特にわたしのように朝だけ利用するという人には、モーニング会員というのがあるのですが、これだと5000円を切ります!ありがたや!
このモーニング会員は、平日朝7時から10時半までならプールだけでなく、ジムのすべてを利用できます。
前までは、どの店舗も平日に一日休館日があったので、最大でも週4日までしか利用できなかったのですが、最近は月2回のメンテナンス休館だけに変わったので、やる気と体力さえあれば週5日通うことも可能に!
というわけでいろいろ考えた挙句、私はジェクサーに入会しました!
週2がせいぜいですが、これで朝スイム生活がまた始まりました。
めでたしめでたし。
結論 : 当面はこれで十分。でもその後は?
通勤経路にあるので、時間の無駄なく泳げるとは言っても、ギリギリまでがんばって一時間泳ぐのが限度という感じです。
でも、それで全然十分へろへろになります。
ただ、近いうちに自己流の限界にぶち当たると思います。
そこでまたトライアスロンスクールに入会する。
トータルイマージョンみたいなプライベートレッスンを受ける。
など方法は色々あります。
後はお財布と相談ですね。
自己投資の一種ですから、泳げるようになることに対して、どこまで価値を見出すかでしょう。
私、AmazonのKindle書籍として
『アラフォーからのトライアスロン』を出版しました!
内容を一言で言うと、館山トライアスロン挑戦記です。
読み終わったら、あなたは必ずトライアスロンをやりたくなる!!
というわけで、ぜひ試し読みしてみてくださいね。
追記:Kindle Unlimitedなら読み放題で読めます。