BIKE

GT-Roller Flex 購入にいたるまで

サイクリスト、トライアスリートの間でかなりの評判となっているGT-Roller Flex3
インプレの前に購入までの経緯をまとめました。

GT-Roller Flex3なる新感覚のローラー台があると知り、気になったわたし。
調べたところ、次のような特徴があるらしいと分かり、ますます気になり始めました。

・前輪固定のローラー台
・実際は前輪を外してフロントフォークをクイックでローラー台に固定する。
・ローラー台の固定部分が多少左右に動くのがポイント。
・固定ローラーとは異なる実走感らしい。
・フレームへのダメージが少ないらしい。
・静音性が高いらしい。

サイクルゲートで試乗!

製造元のGLOWTACのホームページを見ると、全国の試乗可能店舗が掲載されているので、近くに該当店舗があればそこで試すのが一番なのですが、私は近くに手頃な店舗がなかったので、どうせならとGROWTACのショースペースがあるという立川のサイクルゲートまで。

電車を乗り継ぎJR立川駅まで行き、南口バス乗り場2番からさらに立川バスに乗車(「富士見町操車場」行き。「団地西」下車)。
そこからは案内表示もあって、目と鼻の先でした。

ここ、色々な意味で面白いところでしたよ。

廃校になった小学校を使って、様々な文化活動をしようというコンセプトのたちかわ創造舎の一角にあるのが、このサイクルゲートなんですが、まさに教室をそのまま使っています。

サイクルゲート入口はまさに校舎玄関

校庭ザ・校庭

ここに、GT-Roller Flex3GT-Roller Q1.1が常設されていて、いつでも試乗可能ということです(2016年11月現在)。

自分のバイクを持っていってセットさせてもらうのがいいのでしょうが、試乗用のバイクがセットされているので手ぶらでも大丈夫です。
フラペだったので、スニーカーで行った私もそのまま乗ることができました。
動きやすい格好に着替えたければ、校舎内にはシャワー室などもありました。




試乗した感想

さて、Flex3の上でバイクを走らせてみた感想ですが、

はっきり言って、固定ローラーとはまったく別モノ!

はじめはフワフワ、ユラユラする変な感じがありましたが、それはいつも固定ローラーでガチッと固められたバイクを漕いでいる時の感覚が染み込んでいたためでしょう。

段々と、そうだ、そうだ。バイクって外を走る時は普通はこんな感じだった、と身体が思い出してきました。

お、面白い…。

普段自分が家でハアハアやっている固定ローラーでのトレーニングは、重めのギアを筋トレ的に回すものですが、このFlex3に比べると、やっぱり実際にバイクを走らせる時の身体の使い方とは、かな〜〜りかけ離れているよなぁと痛感。

とくにダンシングをした時が固定ローラーとの違いが一番はっきりわかりました。
バイクがぐちゃぐちゃに触れて、うまく踏めません。

お店の人いわく、ダンシングの時にハンドルに荷重しすぎているので、挙動が安定していないのだと。また、もっとリズムで踏めるようになればきれいにバイクが触れるはず、とのことでした。
おぉ、弱点がすぐにわかってしまう…。

いやぁ、やはり試してみてよかったです。
まさに実走とローラーの境目をなくそうとするGT-Roller Flex3のそんなコンセプトがはっきりと体感できました。

あと気がついたこととしては、たしかに音は静かでした。
まぁ、実際我が家のような集合住宅でローラー台の騒音が問題になるのは、直接的なタイヤの擦れる音などではなく、ローラー台が起こす微振動の方なんですが、それもかなりしっかりカットしているとのこと(これはお店の人の受け売り)。
あと試乗車にはローラー用タイヤが取り付けられていたので、普段のタイヤで使っても同じように静かかどうかですかね。

負荷レバーは漕ぎながら手を伸ばせば届く位置にありました。
一番軽い負荷でも私には十分でしたが…。

高いけど購入決定!!

GT-Roller Flex3は実売価格7万円前後!
安い買い物じゃございません。

本当に必要なのか、自分!?

いったん冷静になって、次のように考えました

・子どもが生まれて、早朝の練習の時間は以前に比べて断然シビアになった。

実走に勝るものはないが、実走は「本来のトレーニング時間」に加えて「ある程度ノンストップで負荷をかけ続けられるコースまで移動する時間」「実走にともなう準備と片づけの時間」などがどうしても必要になる。

・以前のように土日の午前中に時間を考えずに、バイクで遠出するようなトレーニングは難しく、「時間対効果」を考えると、おのずと効率のよいローラー台トレーニングが中心にならざるを得ない。

・実走ができないとなると、固定ローラー一辺倒の弊害が出てくることが予想される。

・具体的に言うと、固定ローラー(ミノウラV270)だけを使っていると、バイクが動かないので実際にバイクを走らせる時とは若干異なる体の使い方(私の場合、脚の筋力のみ使いがちでした)がしみこんでしまうこと、そしてバイクのフレームにもねじれのダメージが蓄積されることなどが懸念される。

・実走に近いという意味では三本ローラーが奨められているが、集合住宅の我が家では憧れはあったものの騒音、振動の点で端から除外。

・そこで、バイクが自然に動く、それなのに負荷が変えられる、そして静か、という画期的な第三のローラー台「GT-Roller Flex3」!

うん、これはもう買いだ!!

そこからは、妻に頼み込み、

なぜ今のローラー台ではだめなのか、

今度のローラー台は何がすごいのか

を熱く語り(伝わった感触はゼロですが)、ちょうどキッチンの水道が漏れていて業者に有料で交換お願いするか、と話していたところだったので、その交換を四苦八苦しながら全部自分でやってポイントを稼ぎました。

そして、ちょうどボーナス時期だったこともあり、何とか妻から承諾を得て晴れて購入にいたりました!

やったー!!!

詳しいインプレはまたあらためて。

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おまけ:ペダモニも気になった…

あ、それとは別に試乗させてもらったバイクにパイオニアのペダリングモニターがついていました。
これはこれで、めちゃめちゃ面白いですね。
刻々とワット数が変わって、さらに左右それぞれのパワー、トルクのかかった方向が表示されるのですが、ちょっとした意識の仕方、ちょっとした姿勢の変化、重心の移動がダイレクトに数値に反映するので、飽きないですし、どんどん走りが改善できそうです。

廉価版なら片側クランクだけでパワーを測るものもありますが、どうせなら左右バランスがわかるものが欲しいですね。
導入価格を聞いて、夢は潰えましたが…。

[追記]しかし、それから2年後、結局ペダリングモニターを購入したわたしでした。
くわしくは「Pioneerペダリングモニター導入!【高価なパワーメーターは必要?必要!!】」をご覧ください。

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ABOUT ME
mahhy
ヒツジ年生まれのアラフォーサラリーマン。仕事に励みつつ、余暇をこよなく愛する。トライアスロンから子育てまで、やりたいことが山積みだ。
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