うーん我ながらキャッチーなタイトルをつけてしまった…(笑)。
どうも、バイクが速くなる近道ばかり探してるMahhyです。
ロードバイクやランニングのタイムアップを目指して、みなさん日々トレーニングをしていることと思います。
わたしも、速くなるためには練習しなければ!と強迫観念に近い気持ちで、毎日何かしら練習しなければ落ち着かない時がありました。
そりゃ、始めたばかりの頃はやればやっただけ、それこそ昨日より今日、今日より明日、と走るたびにタイムが上がったり、走れる距離が増えたりしました。
でも、それもある程度(2、3年)トレーニングを積み重ねていくと、思ったほど練習効果が出なくなってきます。焦りますよね。
だからといって、「あぁ自分の限界はこんなものか」と思う必要はありません!
まだまだ速くなれるポテンシャルは誰にだってあるんです!(と自分にも言い聞かせている)
もう一度振り返ってみてください。
トレーニングの毎日で、筋肉をいじめてばかりじゃありませんか?
筋肉は鍛えればもちろん大きくなるし、出せる力も増えていきます。
でも、それと同時に硬くこわばって動きが悪くなっていきます。
毎日トレーニングしていると、この動きの悪化も少しずつ起きていくので、自分では気づきにくいものです。
わたしの場合、これから紹介するようなマッサージツールでセルフマッサージをしたところ、タイトルに上げたように一週間でバイクの巡航速度が一気に上がりました!
ウソのようなホントの話です。
でも、考えてみれば実は何も不思議なことではないんです。
最近タイムが伸び悩んでいる。
そして、道具を使ってまできちんとマッサージなんてしていない。
というそんな人こそ、
はっきり言ってのびしろありますよ!
ぜひぜひ、ここで紹介するようなマッサージツールを試してみてください。
先に結論から言いますと、似たようなマッサージ道具がたくさんありますが、わたしのオススメは絶対にIgnameのヘビーマッサージボールとマッサージスティックです!
目次
マッサージツールを使い始めて、すぐに巡航速度が2km/hあがった!
アラフォーの私、加齢により昔より故障しやすくなったことは認めざるを得ません。くやしいですが…。
昔は身体のケアとかほとんど気にしなかったのですが(若い時はみんなそんなもんですよね)、故障予防のために色々とマッサージ用ツールを購入して試すことにしました。
すると、故障予防だけでなく思わぬ収穫がありました。
なんとバイクの巡航速度が一気にアップしたのです!
そこで気づきました。
闇雲にトレーニングするより、道具を使って自分の体をメンテナンスしながら鍛えた方が、絶対効率がいいということに!
論より証拠ということで、まずはこれから紹介する道具でマッサージを始める前と後の二つのデータを公開しましょう。
この9月3日よりヘビーマッサージボールとマッサージスティックを使用して、毎日セルフマッサージを行うようにしたところ…
バイクパート(20km)アベ35km/h
(心拍数未計測ですが、もちろん全力)
眉唾もので、自分でもほんまかいなと思うのですが、事実は事実。
もちろんレースのアドレナリン効果もあるでしょう。
風向きなど条件もまったく同じではありません。
でも1週間で急激に走力がアップするはずはないので、マッサージツールでお尻やハムがしっかりほぐれたからだ!と考えています。
そんな劇的な効果をもたらしたセルフマッサージツールがは二つ。
Ignameのヘビーマッサージボールとマッサージスティックです!
[オススメツールその1]ignameヘビーマッサージボール
Igname(イナーメ)スポーツアロマというところの商品で、筋膜リリースのためにと思い購入しました。
このヘビーマッサージボールを買う前にも、同じような目的で、テニスボールをつかってみたり、安価なマッサージボールをつかってみたりしていました。
しかし、さほど効果を感じることはありませんでした。
この「ignameヘビーマッサージボール」は、ほかのマッサージボールとは劇的に違います!
それは十分な重さと大きさを備えているという点です。
そのことによって、体重をかけても負けることなく、大きな筋肉の奥の方までズブズブとしっかりほぐしてくれるのです!
はっきり言って、一度使ったらやめられないです!いや、おおげさでなく。
安価なマッサージボールで感じた物足りなさ
わたしがもともと使っていた安価なマッサージボールの商品名は「かたおくん」。
ボールを2つくっつけたような形状ですね。
いや、これも悪くはありませんでした。
これでも「そこそこ」ほぐれます。
軽いし小さいので、どこでも持っていけますし(と言っても自分は旅先に持っていったことはありませんが…)。
正直コスパはいいです(1000円しませんから)。
気軽に試すにはちょうどいい値段かと。自分もそう思って買いました。
でも「そこそこ」よりさらに先を求めると?
はい、この「軽い」「小さい」がネックになってきます。
この手のマッサージボールは床に置いて、その上にほぐしたい部位をのせて体重をかける、そしてグリグリ動かすという使い方をします。
ふくらはぎ程度ならいいのですが、ハムやお尻といったズドーンと分厚い筋肉をほぐすとなると、かたおくんやテニスボールのサイズだと小さくて筋肉の奥まで届かないんですよね。
もうちょっと筋肉の奥までズブズブいきたい!と思うのに、その手前でストップしてしまうので物足りなさがありました。
あぁ、あとちょっと…!!みたいな。
大臀筋の少しでも奥に届かそうと、さらに体重をかけて乗っていっても、かたおくんは中が空洞のプラスチックなのでつぶれてしまってどうにも効きません。
またもうひとつ問題点が。
肩甲骨周りなど背面の見えない部分をほぐそうとすると、手探りでボールに体を乗せていかないといけないのですが、かたおくんでもテニスボールでも軽い球体なので、すぐつるっと転がってしまい、なかなかうまくここだ!というポイントをとらえることができませんでした。
なんどやってもコロコロ転がって、「だー!もー!(怒)」とかなりストレスがたまりました。
ヘビーマッサージボールのポイントは重さと大きさ
こういった欠点を感じていたところで見つけたのが、イナーメのヘビーマッサージボールでした。
4900円、となかなかいいお値段しましたが、その頃は足首の故障が続いていて、月1で1回6000円ぐらいの整体に行っていたので、それがなくなるなら安いものでしょ、と妻を説得しました(実際いまは整体には通っていません)。
そして昨年8月のうつくしまトライアスロン、実に3年ぶりにチャレンジしたスタンダードディスタンスだったんですが、これを見事完走できたら、自分へのご褒美に買おうと固く心に決めていました。
で苦しみながらも納得いくレースができたので、晴れて購入!と相成りました。
早速使ってみたところ、痒いところに手が届くとはまさにこのこと!
おおげさに聞こえるかもしれませんが、感動しました!
この商品のセールスポイントが「重さ」と「大きさ」!
まさに、かたおくんの対局にある商品と言えるでしょう。
重量800グラム!
直径13センチ!
真っ黒でボツボツと突起のついた無骨なフォルムとあいまって、かなりの存在感です。
持つとズッシリと重く、押しても乗ってもまったくたわまない頑丈さがあります。
どれどれとマッサージボールの上にお尻を乗せてグリグリ動かしてみたところ、
ぐぉぉぉ!
思わず呻き声がもれるぐらい痛い。
かたおくんでは、うんともすんとも言わなかった私のお尻が…。
痛いといっても別に表面の突起が刺さって痛いわけではありません。
この突起およびボールの表面は弾力がわずかにあるので見た目ほど痛くはありません。
痛いのはカチコチだった筋肉の繊維にグイグイとボールが入っていったからでしょう。
実際2回目3回目とこのボールでマッサージを続けるうちに、最初ほど悶絶しなくなりました。
少し筋肉がほぐれたからだと思います。
また、ハムをほぐそうと太腿をボールに乗せて体重をかけると、筋肉の重さ硬さにボールが負けずにズブズブと肉に突き刺さっていくという新鮮な感覚。
おぉー効くー!
これこれ!求めていたのは!
今までまったくアプローチできなかった内転筋も、これまた悶絶ものでしたがしっかりとほぐしてくれます。
自分の手でもこれだけしっかり奥までもみほぐすことはできません。
グリッドフォームローラーとの違い
同種のマッサージツールとしては、米国発のグリッドフォームローラーがありますね。
こちらの方がスポーツ量販店にも置いてありますし、認知度は高いでしょう。
ジムに置いてあるので私も使ったことはあります。
もちろんこれだって悪くありません。
ただ、強いていうならこちらは中が空洞の円筒型で重さがありません。
重さがないということは、すでに上記で述べたように、やや転がりやすく、ずれやすい。
それから円筒型だと当然直線上にしか転がりません。
でも球体だと前後左右に自在に転がせるので、実際に体重をかけながら(もうちょっと右だな?)とか探りながら圧をかけるべきポイントを見つけることができます。
そして縦横斜めと満遍なく自由気ままにほぐせます。
あと、円筒型だと圧が面でかかりますが、球体だと最後は点で押すことができるので、ぐっと深く入っていく感触を得ることができます。
ふぅ、熱く語ってしまいました。
ま、自分が買ったからというのもありますが(愛着感という意味でフィルターがかかっているのは否めません)、私はこれらの理由と値段からしてもこちらのヘビーマッサージボールをオススメします。
[オススメツールその2]ignameマッサージスティック
ヘビーマッサージボールとともにもうひとつ購入したツールが、これまたイナーメの製品マッサージスティックです。
なぜ先程紹介したボールだけではだめなのか?
同じことを購入時に妻にも言われたので、まずは理由を述べましょう。
ヘビーマッサージボールとの違いは、対象部位と手軽さ
私はこのスティックとヘビーマッサージボールは、ほぐす部位で使い分けています。
大臀筋、ハムストリング、内転筋、広背筋などはボールを。
対してスティックは、大腿四頭筋(太腿前面)やふくらはぎ、そしてすねの前側に主に使います。
大腿四頭筋は体重で圧を調整するボールだと刺激が強すぎる感じがするため、スティックで優しく疲労物質を押し流していくようなアプローチの方が合っているように思い、スティックを使っています。
ふくらはぎやすねといった小さめの筋肉にもボールよりスティックの方が適しています。
そして、このスティックのいいところは思い立ったらすぐにできること。
疲労が溜まりやすいふくらはぎはなるべくこまめにほぐしてあげたいので、イスに座ったままでも気軽にマッサージできるこのスティックが最適だと思っています。
イナーメと類似マッサージツールとの違いはずばり値段!【コスパがGood!】
これも同種のマッサージツールは色々ありますね。
グリッドフォームローラースティックやタイガーテールなど。
私はボコボコした形状のものを探していたのと、あとは単純にプライスで、このイナーメのマッサージスティックにしました。
(定価で比較するとグリッドのスティックは5600円、イナーメは2800円!)
力を使わずに、ふくらはぎを何往復も転がせるので重宝してます。
これも自分の手でやろうとしたら、結構大変ですよ。
以上のように、イナーメのヘビーマッサージボールとマッサージスティック、どちらもオススメなのですが、どちらかしか買えないとしたら、やはりヘビーマッサージボールかなと私は思います。
スティックによるマッサージは、がんばればまだ手でも同じことができますが(ぶっちゃけ結構疲れますが)、ヘビーマッサージボールのようなほぐし方は代わりにできるものがないからです(プロの整体のぞく。あくまでセルフマッサージでの話)。
それぐらい未知の痛気持ちよさなんですよ、このヘビーマッサージボール。
最初に示した通り、硬直した筋肉と程よくほぐれた筋肉ではパフォーマンスが圧倒的に違います。
それを実感しちゃったので、もう手離せませんわ。
まとめ【ヘビーマッサージボールで故障予防に走力アップ!セルフケアはやっぱ重要!】
わたしがもともとこれらの道具を購入した本来の目的は故障予防。
上記の二点を愛用し始めてからはこれといったケガ、故障をしていないので効果はあるようです。
前は月一で行っていた整体も通わなくなったし、もうすでに元はとれたと言えるでしょう(笑)。
そして、ぶっちゃけバイクの走力アップは予期せぬ収穫でした。
たいして高価なものではないので、バイクやランで体を酷使するチャリダーにランナー、そしてトライアスリートには絶対オススメです!
繰り返しになりますが、闇雲にトレーニングするより、道具を使って自分の体をメンテナンスしながら鍛えた方が、絶対効率がいいですよ!
追記:股関節ストレッチとマッサージボールの併用[トリガーポイント対策]
その後、ウェイトトレーニングのためのパーソナルトレーニングを受けたところ、股関節がガチガチに硬いことが判明したわたし。
そこで教わった股関節ストレッチドリルをまじめにせっせとやっていると、腰がものすごく張ってつらくなりました。
腰を痛めたわけではなく、一点集中のコリのような感覚だったので、「これがトリガーポイントというやつか」と判断し、股関節ストレッチ後にこのコリが発生した時に必ずこのヘビーマッサージボールで、その圧痛点を重点的にほぐすようにしました。
その結果、最初は「ウギギ…」とうめいていたものが、いつの間にか張りやコリが股関節ストレッチをしても全くでなくなったのです。
これによって、順調に日々ストレッチを継続することができ、ようやく人並みの股関節の動きを取り戻してきました。
詳しくは「股関節ストレッチを一ヶ月間まじめに続けると人間こう変わる」。
やはり、このヘビーマッサージボールいい!再確認した出来事でした。
私、AmazonのKindle書籍として
『アラフォーからのトライアスロン』を出版しました!
内容を一言で言うと、館山トライアスロン挑戦記です。
読み終わったら、あなたは必ずトライアスロンをやりたくなる!!
というわけで、ぜひ試し読みしてみてくださいね。
追記:Kindle Unlimitedなら読み放題で読めます。