オトナの肉体改造

股関節ストレッチを一ヶ月間まじめに続けると人間こう変わる

一か月前に初めてウェイトトレーニングのためのパーソナルトレーニングを受けたわたし。

そこで判明したのが

股関節がガチガチに硬い!

という問題点。

結局ウェイトを使って何かする以前の問題ということで、股関節の動きをよくするための様々なドリル(ストレッチ)を教わってほぼ終わりました…。

でも、弱点が明確になるのはありがたいことです。
そのための対策をしっかりとれるようになるからですl

というわけで、それから一か月間教わったドリルを毎日、地道に続けてきました。
人間、一ヶ月真面目にやると体はどの程度変わるのか、その結果をまとめてみたいと思います。

ストレッチドリルを紹介

さて、ではどのようなドリルを実際に行ったのか紹介しましょう。
動きは動画で説明した方が早いので、該当する動画を探してきました(と言いつつ、どれもわたしが習ったものと全く同じではありません。違いは補足で書きましたが、まぁおおむねこんな感じと思ってもらえれば)。

【スパイダーマンコンボストレッチ】

(わたしが教わったやり方は、前に出した脚のスネにヒジをまげてくっつけて、そのヒジを踝に向かって下していく方法でした)

【ジャックナイフストレッチ】

(動画では顔を脚につけたままヒザを伸ばしていますが、わたしは前を向いてなるべく胸を起こすように指導されました)

【股関節ローテーション】

(動画では手を地面についていますが、わたしは手を前に伸ばした状態で行うやり方も教わりました)

youtubeでもこうして出てくるぐらいなので、それぞれのストレッチは特に珍しいものではありません。
ただ、わたしが教わったやり方は動画と違う部分もありますし、一番重要なのはその動作を行っている時に横からわたしが意識すべきポイントを的確に伝えてもらえたことです。

同じドリルをやっても、意識すべきポイント、うまくできていないポイントは、人それぞれ違います。あくまでわたしにとって必要な情報をピンポイントで与えてもらえること、それがパーソナルトレーニングの効率性の良さだなとあらためて思います。

 

初めに身体に起きたこと【これがトリガーポイント?】

さて、変化が起きることを期待して上記のストレッチドリルを始めたわたし。

まず、最初に起きた変化は…

腰が痛くなった!

そういうと腰を痛めたと誤解されそうですが、ちょっとちがうんです。

なんというんでしょうか、左の腰骨の上あたりの一点が股関節を使おうとすると、強めのコリのような痛みが発生するようになりました。
自分の親指でグーッと押すと、うぅ!ここだ!とピンポイントでわかる痛みでした。

どうもこの腰の痛みの感覚は、わたしがロードバイクをがんばって漕いだ時によく発生する痛みとも似ているように感じ、やはり股関節の問題とバイクでの腰の張り、痛みの根っこはつながっているな、というのが見えてきました。

これがうわさに効くトリガーポイントか、と勝手に判断し(自己診断は本当はオススメしませんが)、愛用のイナーメのヘビーマッサージボールで患部をグリグリ!とほぐしました。

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数日は、マッサージボールが突き刺さると、うぎぎとうめいてしまうほどだったのですが、次第に痛みが発生しなくなっていきました。
トリガーポイントは、筋肉をつつむ筋膜の一部が硬く凝り固まってしまい痛みを発生させているのだというので、マッサージ効果で徐々に筋膜がほぐれていったものと考えられます。

そして、気づけば股関節ストレッチを行っても、そもそも腰に痛みが発生することがなくなりました!いい傾向!

できるようになったことと感覚の変化

そしてその後、いろいろな変化が身体に生じてきました。

立位体前屈で床に手が届くようになった!

立位前屈

前は風呂上りの筋肉が温まって柔らかい状態の時に、なんとか伸ばした指先がつま先に届く程度だったのですが、いまはだいぶしっかり床に手がつくようになりました。
手のひらがべったり床につくようになるまで、あと一歩!

長座体前屈でつま先が持てるようになった!

長座

わたし長座が苦手だったんですよ。
骨盤を起こし続けているだけで、だんだん腰が張ってきてつらなくなるという。
それが気づけば、つま先まで手が届いてしっかり持てるようになりました!
でも、画像を見るともっと骨盤が立つようにならないとだめですね、たぶん。

後ろ手のままウンコ座りができるようになった!

これ、やまめの学校の堂城賢さんが『自転車の教科書』で取り上げているやつなんですけど、股関節や足首がやわらかくないとできないといいます。
彼が提唱するおじぎ乗りは、股関節の柔らかさが最重要なので、それをチェックする指標のひとつになっています。
「自転車は生涯スポーツ?」やまめのブログ

手を後ろに組んで、というのがポイントですね。
手を前にしてしゃがむ、いわゆるヤンキー座りなら結構簡単です。腕の重みが前にあるのでバランスがとれますから。
しかし、手を後ろに組んでしゃがむとなると(かかとは上げずにね)、股関節が硬いと重心を十分に前に持ってくることができず、そのまま後ろにひっくり返ります。

わたしも何度か挑戦してはどてっと無様にひっくり返っていたのですが、ようやくそれができるようになりました。

しゃがむ

でも画像を見ると、背中全体を丸めて何とか重心を前に持ってきている感じですね(苦笑)。股関節がもっと折りたためるようになれば、もう少し背中をのばした状態(それこそおじぎ乗りの姿勢)でもしゃがめるようになるはず!

歩き方がぎこちなくなった

良いことばかりを書きましたが、ひとつ気になることも。
なんだか最近、普通に歩いていると、なんとなくふらつくんですよね。

と言っても、人が見てわかるほどのぶれではなくて、少し意識しないと一歩ごとに重心がややぶれるというか、着地した脚に体重をのせていくのがうまく定まらないような感覚です。

歩くのが下手になった?

おそらくなんですが、これは股関節の可動域や柔らかさが変化したことで、今までの脳にインプットされていた感覚とずれが生じているの原因かと。
今までは股関節が硬いなりにそれでバランスをとっていのが、この一ヶ月でそのバランスが崩れたものだと思います。

ですので、これは避けては通れないものなのでしょう。

身体が変われば、それを制御する神経もそれに合わせて再調整しなければいけません。

結局は、身体を変える、神経(感覚)を変える、身体を変える、神経を変える、というサイクルを少しずつ少しずつ繰り返していくしかないのでしょう。

まぁ、そういった神経の再調整が必要になるほど、まずは身体の方に変化が起きた、ということは喜ばしいことだと前向きにとらえます。



まとめ

たった一ヶ月、されど一ヶ月。
きちんと取り組むと、この期間でも身体は変化するもんだなと感心しています。
とは言え、こちとら筋金入りの体カチコチ人間、まだまだ人並みにもなっていません。
しかし、それだけ伸びしろがあるはず!と思って、ここで紹介したストレッチなどは続けていこうと思います。

ABOUT ME
mahhy
ヒツジ年生まれのアラフォーサラリーマン。仕事に励みつつ、余暇をこよなく愛する。トライアスロンから子育てまで、やりたいことが山積みだ。
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