通勤用のバックパック(リュック)を探している。
落ち着いたデザインで、なおかつ人とかぶらないモノが欲しい。
というこだわりの人にオススメのバッグを見つけました!
どうも。安物買いの銭失いからの脱却を試みているMahhyです。
最近、通勤用バックパックを求めて、実際にいくつかのバッグメーカーの定番モデルを見て回ったのですが、最終的にそのどれでもないバッグafecta[アフェクタ]を購入しました。
そこで、アフェクタの魅力を存分に語りつつ、候補となった各メーカーのバッグの良い点・悪い点についても言及します。
最後に、今回検討した各バッグの価格などを比較一覧でまとめましたので、バッグ探しの参考にしてくださいませ。
通勤用バックパックを買い替えることにした
そもそもなぜ通勤にバックパック?
ビジネスカバンと言えば、一般的には手提げカバンですよね。
わたしも就職した当初はポーターの手提げカバンを使っていました。
でも、両手が使えないってやはり不便です。
電車でも網棚にカバンを置けなければ、ずーっと片手がふさがった状態になりますからね。
ならば、たすき掛けバッグはどうでしょう。
たしかに両手は空きますが、肩掛けタイプのデメリットは、体がゆがむ危険性があることです。
週に5日、毎日片方の肩に重みをかけ続ける生活を、何十年も続けたら、体にゆがみが出ないはずがありません。
わたしは中学、高校と重い部活用バッグをたすき掛けして通学していたら、左右で肩の高さが変わるという、痛い目にあったことがあるのでよく分かります。
かと言って、通勤の行きと帰りでバッグのかけ方を反対にするのもわずらわしいですよね。
手提げタイプ、たすき掛けタイプを以上のような理由で選択肢から除外した結果、残ったのがバックパックタイプのカバンでした。
長年愛用していたのは通勤ランもできるkarrimor[カリマー]
わたしはこれまで通勤バッグとしてカリマーのトレラン用バックパックを使っていました。通勤ランもできるというのが大きな理由です。
このカリマーのバックパックは、容量もあるし、さすがにトレラン用に設計されているだけあって、背中や肩にあたる部分はメッシュ&パッドで蒸れないし、痛くない。快適でした。
そして、胸と腰の二箇所をベルトで止めると、スピードをあげて走っても揺れが気にならない優れものでした。
そんなカリマーも、おそらく7、8年毎日毎日使い続けたので、かなりくたびれてきました。
頑強なアウトドアブランドなので、まだまだ使おうと思えば使えるのですが、さすがにちょっと見すぼらしい…。
そして、わたしもアラフォー。
もう少し落ち着いた見た目のバッグを使いたくなりました。
afecta[アフェクタ]を通勤用バックパックに選んだ理由
そんなわけで、今度は「大人顔」のバックパックを買おう!と決めて、バッグ探しの旅に出たわたしでした。
購入にいたるまで色々な候補を見て回ったのですが、まずは結論から先に書きましょう。
わたしが購入したしたのがこれ!
afecta[アフェクタ]のFutureCapsuleBagPackです!
あとで紹介するアークテリクス、サムソナイト、ノースフェイスを見て回っても納得できなかったわたしが、なぜアフェクタを選んだのか。
その理由をご説明しましょう!
【理由その1】シンプルなのに独自のルックス
なんてったって、まずは見た目が大事ですよね。
このバッグは名前に「カプセル」とつけられている通り、バッグの上部が立体裁断によって、やや丸みを帯びたフォルムとなっています。
通常のバックパックは、荷物を入れるとバッグの底にたまって、だらーんと「たれぱんだ」のような情けない形になってしまいがちです。
これって、なんだかだらしない印象を与えますよね。
でもこのアフェクタは、パターンと縫製で上に膨らみをもたせていることにより、荷物を入れても見た目の重心が上にくるので、そういっただらしなさとは無縁です。
中央に一本縦に入ったテーピングと切り返しのライン(注・ポケットではありません)がスッキリ感を高めています。
重心が上にくるバックパックってなかなか無いんですよね。
そしてカラーリングはいさぎよくオールブラック!
グレーも展開していますが、通勤用ならクールな黒で!
ロゴの「afecta」も同色の糸による刺繍で控えめに入っているのが憎いですね。
そして、生地(ファブリック)の質感がまたいいんですよ。
ツルツルテカテカでもなく、かといってザラザワゴワゴワでもない、その中間(ぜんぜんわかりませんね。すいません…)。
程よくコシがあって、わずかに光沢感がある生地です。
ポリエステル素材の生地の裏にPVC加工を施して、このコシ(型崩れしにくい)と防水効果を実現しているということです。
そしてシンプルなデザインなので、オフの時にもコーディネートに使いやすいのもありがたいです。
【理由その2】新鋭ブランドなので人とかぶらない
afectaって聞いたことありました?
正直、わたしは偶然ショップで見かけるまでは、まったく知りませんでした。
そもそも公式サイトが検索してもなかなか見つからない(笑)。
ほぼ情報発信はインスタグラムやツイッターで行っているようです(今風)。
アウトドアのエッセンスを注入した、より都会的なバッグを展開しています。その時の時代の背景に感じた感覚や想いをコンセプトに、実用的でも主張しすぎないモノを表現していきます。
調べたところ、日本人デザイナーが3年前に立ち上げた新鋭ブランドということがわかりました。
セレクトショップなどでは扱いがちらほら開始されているようですが、直営店は大阪に一店。
何を言いたいかというと、こりゃなかなか人とかぶることはなさそうだぞ、という話です。これ重要。
【理由その3】見た目以上にたっぷりの容量
このバッグのサイズは、H50cm W31.5cm D14.5cmと記載されています。
と言われてもよくわかりませんよね。
【理由その1】で触れた立体フォルムのおかげで、見た目以上にたっぷり入ります!
普段ジムに寄ってから仕事に行く時には、ざっとこれぐらいの物を持ち運ぶのですが、これらがすべてきっちり収納できます。
<内容物詳細>弁当箱、水着一式、タオル、運動靴、運動着、プロテインシェイカー、財布(その他にもiPhone、職員証、イヤホン、本、書類など)
ちなみにバッグの内側には大きなポケットがあり、A4書類がそのまま収納できます。
仕事用に使う場合、やはりA4サイズぐらいは折らずに入れられないとだめですよね。
【理由その4】アンダー1万円というコスパ
なかなか作りもしっかりしている(バックルや引き手はミルスペックという米軍の軍用品規格のパーツを使っているとのこと)このバッグ、いい値段がするかと思いきや…
税込9180円!
おっとアンダー1万円!
なかなかのコスパです。
バックパックでこの価格なら試してみてもいいかなぁと思い、ネット通販で購入したというわけです。
その他のオススメ通勤用バックパック
さて、このアフェクタにたどり着くまでに、わたしなりにあれこれ真剣に物色しました。
少なくとも5年以上は使うと思うので、妥協はできません!
人によっては「こっちの方がいいじゃん!」という場合もあると思うので、候補にあがったバッグもここで紹介します。
【候補その1】ARC’TERYX[アークテリクス]
まず最初に候補にあがったのが、アークテリクスのアロー22。
人気ありますよね。
縦に一本入ったジップラインがスッキリした印象を与えます。
これのオールブラックカラーなら通勤にも使えそうな気がしました。
でも、実物を店頭でチェックして冷静に考えたところ、
まず、腰ベルトが余計だな、と。
通勤ランをしないなら腰ベルトはぶらんぶらんして邪魔なだけです。
シティ仕様なら腰ベルトを無くした方がシンプルでいいのに残念です。
それから、スタイリッシュなデザインとは言え、やはり実物を見るとそれなりにゴツいディティールで、アウトドアっぽさが気になりました(そりゃ本当はごりごりのアウトドアメーカーですからねぇ)。
そして何より、どうしてもBEAMS感が強い(笑)。
アークテリクスはずーっとBEAMSが推してるアイテムだけあって、「アークテリクス・イコール・ビームス」というイメージが出来上がってしまっています。
そのため下手すると、いい歳してそこらの大学生ファッションになってしまう恐れがあります。
【候補その2】Samsonite RED[サムソナイトレッド]
次に候補にあがったのが、サムソナイトレッドのバイアスジャック2デイパックというバッグです。
[サムソナイトレッド] バックパック 公式 デイパックM AW9*41002 NAVY ネイビー
バイアスに配置されたファスナーがアイコン的シリーズである『BIAS JACK』シリーズ
こちらは、斜めにざっくり入ったジッパーが斬新ですよね。
それでいて、カラーは単色で統一されているので、主張のあるデザインながら仕事用としても問題なしかな、と。
個人的にはネイビーがスタイリッシュで好みです。
サムソナイトレッドというところが、「敢えてこれにしてます」という雰囲気が出ていいなぁとも思いました。
ポケットも多く、使い勝手は良さそうです。
ただ、いざ実物を手にとってみたところ、生地の質感がわたしがイメージしていたよりも、光沢のあるテロンとした風合い(伝わるかな?)だったのが引っかかり、保留となりました。
【候補その3】THE NORTH FACE[ザ・ノースフェイス]
その次に候補にあがったのが、ノースフェイスのShuttle Daypack[シャトル・デイパック]です。
[ザ・ノース・フェイス]リュック Shuttle Daypack ブラック
やはり通勤用ならカチッとスクエア型が似合うかな、と思いまして。
一見すると、縦型長方形で中央に横一文字の切れ目があるだけの、非常にシンプルなデザインです。
実はその切れ目のところがジッパーになっているのですが、それを隠すことでミニマムデザインとしての完成度を高めています。
ノースフェイスのロゴも生地と同色にしているところが良いですね!
デザインはこれが一番ひかれました。
しかーし、それから人のカバンを意識してオフィス街を歩いていたところ、ひとつ重大な事実に気がつきました。
スクエア型バッグは形が崩れると途端にカッコ悪い!
大事な事なのでもう一度言います。
スクエア型バッグは形が崩れると途端にカッコ悪い!
そう、中に入れるものによっては、せっかくのスクエア型も台無しになるのです。
シャトル・デイパック・スリムという薄型タイプもあるので、これなら形が崩れる心配はほぼありませんが、わたしはジムに行く日は運動着や運動靴、また毎日弁当箱を入れていかなければいけないので、スリムではとても間に合いません。
デザインが気に入っただけに、これは残念でした。
持ち物がA4の書類やノートパソコンだけだという人には断然スリムがおすすめです。
[ザ・ノース・フェイス]リュック Shuttle Daypack Slim ブラック
4つのバックパックの比較一覧
[アフェクタのフューチャーカプセルバッグパック]
・サイズ:50×31.5×14.5cm
・カラー:ブラック、グレー
・価格:税込9,150円
[アークテリクスのアロー22]
・サイズ:52×33×16cm
・カラー:ブラック、ブラック・グリーン、ブラック・バイオレットワイン、ブラック・サファイア、ブラック・ブルー
・価格:税込29,160円
サムソナイトレッドのバイアスジャック2デイパック
・サイズ:52×33×15cm
・カラー:ネイビー、ブラック、ライトグリーン
・価格:税込18,360円
ノースフェイスのShuttle Daypack[シャトル・デイパック]
・サイズ:46×29×14cm
・カラー:(K)ブラック、(MH)ミディアムグレーヘザー、(SB)ソーダライトブルー
・価格:税込19,440円
[ザ・ノースフェイスのシャトルデイパックスリム]
・サイズ:45×27×12cm
・カラー:(K)ブラック、(MH)ミディアムグレーヘザー、(SB)ソーダライトブルー
・価格:税込16,200円
まとめ
いかがでしたでしょうか。
通勤用のバックパックを探している人の参考になったのなら幸いです。
わたしはなんとなーく新しいバッグが欲しいな、と思い始めてから、3ヶ月ぐらいかかってようやく購入にいたりました。
でも、そのぶらぶら探し歩いている時間って楽しいですよね。
ネットショッピングも便利ですが、あてもなく街を歩いてみると、意外なところで意外な出会いがあるものですよ。
今回のわたしのアフェクタのバックパックのように。
【通勤用雨靴についてのオススメ記事はこちら】
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