トライアスロンLIFE

凡人アスリートのトレーニングノート(練習日誌)を公開

昔からまめな方で、トレーニングノート(練習日誌)をせっせとつけています。

書き溜めたノートの量をみると、まめに記録したもんだな、と我ながら感心します。
まぁ、記録をつけて満足してしまっていることは否定できないのですが…。

そんな自分のためにも、今一度トレーニングノートの活用方法を考えてみたいと思うのですが、その前に、まずは自分のノート記録方法の紆余曲折をふりかえってみたいと思います。結構工夫してるんです。
プロでもない、強豪エイジでもない、成績せいぜい中の上の平凡トライアスリートのトレーニングノートって、こりゃ需要はないな…(笑)。
ま、興味ある方だけお付き合いください。

(1)Moleskineになんでもメモ期(08年3月〜)

モレスキン

自他ともに認める「影響受けルーマン」な私は、何かビジネス系雑誌でも読んだのでしょう。持ってるだけでクリエイティブな匂いを醸し出すノートMoleskine(モレスキン、もしくはモールスキン)に憧れて、使い始めました。

使い方は、トレーニング記録だけでなく、仕事のこと、読書記録、旅行記録、その他日々の由無し事、すべてを雑多に書き込んでました。
はじめの頃はページを振って目次まで作ってたんですよ。いま考えると暇すぎる…。

この頃はまだトライアスロンは始めておらず、ランニングをしていただけなので、こんな使い方で十分と言えば十分でした。
いま読み直すと、当時の生活や自分の考えなどが丸わかりでこっぱずかしいけど面白いです。

 

(2)Moleskine薄型ノート期(10年5月〜)

ランニングだけでなく、ロードバイクを購入して乗り始め、はてはスイムまで始めたため、トレーニングで記録することが大幅に増えました。
そのため、純粋なトレーニングノートを作ることに。

今度はMoleskineの薄型ノートを使うことにしました。

薄型モレスキン

1冊の単価が安いのもポイントでした。
あとカラーバリエーションが豊富で、ノートが何冊もたまってくるとカラフルになって楽しいです。

この時、ノートに記録していたのは、トレーニング内容の他に、毎日の体重体脂肪率安静時心拍数などです。

 

(3)キャンパスノート期(14年8月〜)

Moleskineの薄型ノートは、ページ数が少ないため、練習量が増えるにつれ、すぐに1冊書き終わってしまうように。
安価とは言え、次々買うと懐が痛むということに気づきました。

そこで、大事なのは中身、と思い直し、体裁にはこだわらず、より安価なキャンパスノートを使うようになりました。

キャンパスノート

書き込む内容はあまり変わりませんでしたが、起床してすぐに測っていた安静時心拍数を書くことをやめました。
オーバートレーニングや体調不良を察知するバロメーターのつもりで記録していたのですが、正直あまり効果がなかったので。
起床時にいつも通りの心拍数だったのに、その後風邪をひくこと数回。
体調崩してからはたしかに起床時の心拍数も高くなるのですが、わかっとるわい!と。

それと、バイクのサイコン代わりに、PolarのRC3GPSを使い始めて、データはオンライン上にアップロードして管理もするようになりました。
ただし、オンラインではスイムの記録は当然できないし、結局ノートにも書き込むので、二重にめんどくさくなっただけのような気がしてきました。

 

(4)デジタル&アナログ期(14年11月〜)

トレーニングノートが溜まってきて、新たな問題に直面しました。

それは過去のデータを探しにくい、という問題です。

時々、過去の練習内容や設定ペースを見直したくなる時ってありますよね?
一応それまでのノートも日付を書き込んではいたのですが、数年前のトレーニングのことなんて、こまかい月日まで覚えていないため、結局手当たり次第に過去のノートをばらばらめくって、目当ての記録を探す、ということをしていました。
で、めんどくさいので、当然あまり見直さなくなる、という悪循環。

そこで、はたと思いつきました。

そうだ、パソコンに入力すればいいんだ、と。

Polarのオンラインデータ管理を使用していたから、自然とそういう発想になったのかもしれません。
でも、やっぱり根はアナログ人間。
紙になっていないと落ち着きません。あと、結局データだけだとふと思った時にすぐ見られない。
パソコン起ち上げるのもめんどうだし、ということになります。

で、どうしたかといえば、

・まず練習記録をテキストデータとして入力する。
・それをプリントアウトしてノートに貼る。

という方法を始めてみました。
こうすれば、特定の単語で楽々検索できますし、パラパラと一覧したい時はノートを見ればいい、というわけです。ふふふ。

貼り付け

(5)自作ノート記(15年3月〜)

ようやくいいところに着地したかと思われたトレーニングノートの試行錯誤ですが、またまた問題が。

プリントアウトした紙をノートサイズに切る。そして糊でノートに貼り付ける。

毎週毎週やっていると、これがかなりめんどくさくなってきました。
そして、貼り付ける分、ノートがどんどんおデブになってくるのも考えものでした。

悩んだ末にたどり着いたのが、ノートの自作です。

といっても、不器用なんで、そんなたいしたものじゃないですよ。

A4用紙にプリントアウトして、二つ折りにします(つまりA5サイズのノートを作る)。
その二つ折りを一冊分束ねて、両側からA5サイズの厚紙で挟んで、背にあたる部分をボンドで接着。
ボンドが乾いたらテープで補強して完成!

自作ノート

いざ作る時はたしかに一仕事でしたが、1年分を1冊にまとめるので、年に一度ならまぁやってもいいかなと思えます。

いまは日々の記録をスマホで入力しておき、パソコンにまとめるようにしているだけです。
ちなみに、いま記録しているのは、体重、体脂肪率、起床時間、睡眠時間、食事内容(つけ始めたらやめられなくなった…)、体調面で気づいたこと、などです。

 

またそのうち不満を感じて、やり方は変わっていくと思いますが、トレーニングの記録は何かしらの形で続けていくと思います。
これは自分だけの財産ですからね。他人には一銭の価値もありませんが…。

追記(2018/10/4):トレーニングノートが役に立った一例

懸垂で肩を痛めました。

後からトレーニングノートを見直して、いつぐらいから違和感が出ていたのか、そして症状がどのように変化したのかなど、振り返ることができました。

懸垂で肩が痛い!その原因と対処法

ABOUT ME
mahhy
ヒツジ年生まれのアラフォーサラリーマン。仕事に励みつつ、余暇をこよなく愛する。トライアスロンから子育てまで、やりたいことが山積みだ。
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というわけで、ぜひ試し読みしてみてくださいね。

 

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