どうも。バイクがなかなか速くならないMahhyです(涙)。さて、3回目となりました「巡航速度35km/hへの道」!
ロードバイクで30km/h巡航はできるよ程度の実力のわたしが、どうすれば35km/h巡航という高みに到達することができるのか、あれこれ試行錯誤しながらトレーニングしていく、現在進行形の企画です。
目次
前回までのあらすじ
簡単にこれまでの流れをまとめておきましょう。
わたしは純粋な自転車乗りというわけではなく、トライアスロンの一種目としてバイクのトレーニングに励んでいます。
トライアスロンのスタンダードディスタンスは、スイム1.5kmの後にバイクで40km走ります(その後にラン10km)。
わたしが目指しているのは、このバイク40kmを平均速度35km/hで走りきること!
そう!
目指せ巡航速度35km/hなんです!!
と、第1回でご立派な目標を立てたのはいいのですが、さて、そのために何をすればいいのか?
まずは、現在の自分の実力を、冷静に見極める必要がありますよね。
そもそも35km/hというスピードが出せるのか?というところから確認しなければいけません。
ということで、第2回(前回)は彩湖(埼玉)1周4.6kmを全力で走ってみました。
(ロードバイク乗りのための彩湖トレーニングガイド【周回練に最適】)
その結果は、平均速度34.7km/h。
なんと1周すら35km/hで走ることができませんでした。
ガーン!
再び彩湖1周全力タイムトライアル!
土手を上り下りする程度の多少のアップダウンがあるコースとは言え(と言い訳してますが、実際はほぼ平坦)、5km弱の距離をアベレージ35km/hで走れないのでは、40kmを走り切るのは夢のまた夢です。
とにかく、まずは彩湖1周をアベ35km/hを下回らずに走れるようにならねば!
焦りにも似た気持ちで、再び彩湖に訪れたのは2018年4月30日。
前回(4/22)から1週間ちょっとしか経っていません(笑)。
やったるぜ!と、いざ、スタート!
平坦はエアロバーをにぎってグイグイ。
上りはダンシングで一気に。
下りも足を止めずに回し続ける。
1周で出し切るつもりで、ハアハア追い込みます。最後はゼエゼエ。
ゴール!
さて、その結果は?
タイムは、7:55!
アベレージは、35.0km/h!
平均心拍数は、164bpm!
ケイデンスは、85rpm!
前回(4/22)と比べて、タイムは3秒短縮。
アベレージは、プラス0.3km/hで、何とかかんとかギリギリ35.0km/h達成!
心拍数の平均が160台なのは、自分にとってはしっかり追い込めた証拠です。
だいたいレースペースの時は、160を超えます。170まで行くと長くはもたない感じ。
何はともあれ、スタートラインには立てたかなと思っていたのですが…。
一度は35km/hで走れたものの…
それからは、油断して子供の風邪をもらってしまったりで、なかなか週末にバイクで実走することができず、再び彩湖に訪れたのはほぼ一か月後の5月27日。
次は、できれば35km/hを上回るアベレージを出したいという欲がありました。
その間、ローラー台で一回トレーニングしただけという体たらくにも関わらず、あつかましいやつです。
いざ、スタート!
ちらっとサイコンを見ると、36km/hオーバーで走れているので、うむうむなかなかいいぞ。
そんなに踏んでいるつもりもないのにな(ここ反省点)。
半周して、いつもの追い風区間に入ります。
彩湖はたいてい、一周回する中で向かい風区間と追い風区間があるのです。
さぁ、追い風でビューッと飛ばすぜ!と思ったのですが、サイコンをちらっと見ると、あれ?36km/h程度?
おかしいな、と思いつつゴール。
はたしてその結果は?
タイム 8:01
平均心拍数 156bpm (最大166)
アベレージ 34.6km/h
平均ケイデンス 80rpm
げげ!遅くなってしまった!
タイム後退の原因を分析
あとから敗因を分析してみました。
トレーニングをほとんどしていないことは棚に上げて(それだよ!)。
一言でいうと、パワーメーターがなかったから!
いや、待て待て待て。
順を追って説明しましょうね。
彩湖は一周回する中で、向かい風区間と追い風区間があると言いました。
この時もそれを当然と思って走ってしまったんですけど、そこに落とし穴がありました。
わたしがスタート地点と決めているところから、前半(コース図の1~2のあたり)はいつもなら向かい風。
ここを耐えて、後半(コース図の7~9あたり)に追い風に乗ってタイムを稼ぐというのがお決まりのパターンとなっていました。
で、最初の向かい風(と決めていた)区間で35km/hを超えて走れていたので、こりゃいけるぞ!と油断してしまいました。
しかし、後から考えると、この日は向かい風がさほど強くなく、当然後半の追い風も対して吹いていなかったんです。
だから、後半思ったより速度が出ず、あれ?と思ったままゴールしてしまいました。
心拍数でみても、
前回 平均心拍数 164bpm
今回 平均心拍数 156bpm
だいぶ開きがあり、追い込みきれていないことが分かります。
本来なら、前半の向かい風(と思っていた)区間のところで、思ったよりも簡単に速度が出ていたなら、そこで余裕をこくのではなく、さらに回転数を上げるなり、ギアを重くするなりして、しっかり追い込むべきだったんです。
タイムトライアルなので、最初にがつんと上げてすぐにたれるのもだめならば、前半出し惜しみして後半帳尻を合わせるのも効率的ではありません。
理想はスタートからゴールまで、耐え切れるギリギリの負荷を体にかけ続けることです。
そういう意味で、スピード表示に惑わされて前半の追い込みが足りなかった今回は、前回よりタイムが落ちたのだと言えます。
もし、このような時にパワーメーターがあったならどうだったでしょう。
パワーを指標にして走れば、風が思ったより弱ければ速度があがり、強ければおのずと下がる。つまり風向きや風の強弱に左右されずに、最も効率の良いペース配分で走れた可能性が高いですよね。
(そうなんですよね?パワーメーター使用者の皆さん?)
これは、なにもタイムが短縮できる可能性があるというだけではありません。
平均心拍数が前回よりも低いということは、今回は若干楽をしてしまったということで、強くなるために必要な負荷が十分に身体に与えられなかったことを意味します。
走行中に速度や心拍数を目安にしていると、どうしてもこうしたことが起きます。
パワーメーターをつければ強くなるわけではないけれど、効率的に目一杯まで負荷を毎回かけられる、だから結果的に強くなる、というのはきっとこういうことなんでしょう。
なんとなく、その必要性がわかってきました。
あぁ、パワーメーターが欲しい。
[追記]その後、満を持して買っちゃいました!やっほう!
三度目の正直
これではモヤモヤしたままなので、それから一週間後の6月3日にもう一度タイム計測を行うことにしました。
というわけでやってきました。早朝の彩湖。
まぁ、風もいつもぐらいかな(ローラー台が多いので、どうもこのあたりの感覚が鈍いわたし)。
いつもの計測地点から、いざスタート!
前回の教訓をいかし、きっちり出し切るべく、最初から踏んでいきます。
どうも、エアロバーの角度の問題なのか、バーをしっかり握ろうとすると、若干上体が起きて空気抵抗が増えるような気がしたので、パッドにヒジだけおいてバーは握りこまず、ひたすら空気抵抗を少なくするように意識します(もちろん人がいるところでは、ハンドルをしっかり握ります)。
速度はちらっと確認したりしましたが、それにとらわれると前回のような失敗をするので、あくまで自分の感覚で一周ぎりぎりもつぐらいの負荷で踏み続けるようにします。
ハアハアゼエゼエ。そうそう、これこれ(笑)。
最後まで垂れずにゴール!
さて、その結果は?
タイム 7:53
アベレージ 35.1km/h
平均心拍数 161bpm(最大170)
平均ケイデンス 85rpm
ドン!35.1km/h!
よしよし、ちょっとだけタイム更新!
ベストから0.1km/h速くなっただけですが、速度に比例して空気抵抗も増えるので、35km/hを超えてくると、0.1でも必要となるパワーはだいぶ違うはず(たぶん)。
バーの角度を調整して、上体をふせながらもしっかり握れるようになれば、もっとしっかり踏めるようになって、もうちょっとタイムあがるかも?
うんうん、やはりローラー台ではなく実走だと、毎回何かしら発見があるもんだな。
まとめ【彩湖1周だけなら35km/hができた!しかしその距離を10倍にするためには?】
というわけで、油断しなければ5km程度なら35km/hで走れることがわかりました。
しかし、この企画の最終目標は40kmを35km/hで走り続けること。
彩湖で言えば、余裕を見て10周ほどその速度で走り切ること。
うーん、まだまだ先は長いぞ…。だからこそ挑戦し甲斐があるのですが。
さて、ではこれから35km/hで走れる距離をのばしていくにはどうしたらいいのでしょうか。
言い換えると、彩湖1周をどれぐらいの速度で走れるようになれば、35km/hという速度に余裕度が出て、それを維持できるようになるのでしょうか。
このあたりの指標がないために、どうしてもここで行き詰ってしまいます。
日々のローラー台ではどれぐらいの速度が出るようになればいいのか?
ローラー台も速度を指標にしてやっているので、ローラー台トレーニングとして単体で考えれば、速くなっているかどうかわかるのですが、それが実走ではどの程度の走力になるのかが皆目見当がつかないのです。
うだうだ考えずに、乗り込めばいいんだよ!という意見もあるでしょう。
ごもっともなんですが、トライアスロンの練習は他にも色々やらなければいけません。
ですので、なるべく一回の練習で最大限の効果を得るよう工夫しなければいけません。
はっきりした指標がない。トレーニングの指針がない。
強くなるためのはっきりした道筋が見えていない。
どうやら、このあたりが問題だとわかってきました(それが分かっただけで、一歩前進!)。
よーし、それでは、その解決策を探すとしましょう!
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内容を一言で言うと、館山トライアスロン挑戦記です。
読み終わったら、あなたは必ずトライアスロンをやりたくなる!!
というわけで、ぜひ試し読みしてみてくださいね。
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