巡航速度35km/hを目指して始めたこの企画（前回は「巡航速度35km/hへの道 vol.1」）。
ま、企画といっても、わたしがトレーニングしてバイクのレベルアップを測るだけなんですが。
そもそも35km/hが出せるのか？
この企画の最終目標は、
40kmの距離を平均時速35km/hで走り抜くこと！
なのですが、まぁ一朝一夕にはいきません。当たり前ですが。
で、そもそも自分は短い距離なら35km/hで走り切れるのか？
それができていないんじゃ、話になりませんからね。
昨年一度トライアスロンのレースで、まぐれのように20kmの距離をほぼ35km/hのアベレージで走れましたが（「【大会レポート】昭和記念公園トライアスロン2017【幻に終わった表彰台…】」）、今はあの時ほどの力はありませんし、目指しているのはもっともっと高みです（ドン！）。
とりあえず今の自分は、
スピードの底上げをしなければいけないのか、
それともスピードを維持するための持久力を鍛えなければいけないのか、
それによって当然のことながらトレーニングの方向性も変わってきます。
というわけで、現状レベルの把握をすることにしました。
彩湖1周全力タイムトライアル！
時は2018年4月22日。
場所は、彩湖（埼玉）。
信号にはばまれることなく、基本的に平坦路を周回できる彩湖は、バイクトレーニングにうってつけです。
（「ロードバイク乗りのための彩湖トレーニングガイド【周回練に最適】」）
彩湖は1周4.6km（コースによって多少違いますが）。
前回は、基本的な走力を測るべく、ここを3周走ってみましたが、今回は1周を全力で走ることに！
自宅から彩湖までがアップがわり。
風は体感ではそこそこある感じ。
強烈な向かい風というわけではありませんし、周回コースでは向かい風が追い風に変わるポイントもあるので、タイムへの大きな影響はなさそう。
自分が目印としている地点から（管理橋をわたった後にあるトイレのあたり）、計測スタート！
よーーーし！！
エアロバーをにぎったTTポジションでぐんぐんスピードを上げていきます。
（関連記事「ロードバイクをTT化するならprofile designでしょ！と言い切る理由」）
とは言え、短いようで長い彩湖1周。
もがくように走ったら最後までもちません。
4.6kmをタレずに踏み続けられそうな、ギリギリのギアの重さでペダルを踏みます。
ちらっと手元の速度を確認すると、36km/hオーバー。
お、これはいいタイムが出るかも！？
しかし、それほど甘くはありません。
やや向かい風の中グイグイ走っていると、徐々に脚に乳酸が…。
じわじわと速度も落ちてきて、気を抜くと35km/hを下回ってしまいます。
おっとっと、と踏み直して速度を維持。
ひとつめの坂をダンシングで上り切り、すぐさま下り。
その勢いで減速帯が続く凸凹ゾーンに突入。
いつもより速度を出しているので、段差を乗り越える時の衝撃が激しい！
ふたつめの坂も再びダンシング。
そして下ってから、長いストレートコースに入ります。
ここは追い風区間になるので、巻き返しを図ります。
風にのって38km/hぐらいで快走！
これならいけるかも！？
呼吸はゼエゼエ。
ペダリングも力任せの雑な踏み方になってしまうので、きつい中でもなるべくチェーンリングがチェーンを巻き取る動きに足をトレースさせるイメージで、滑らかなペダリングをイメージします。
こっちは全力で走っているつもりなのに、横から4人ぐらいの快速トレインが抜き去っていきました。うぉ、まじか！？
さいごに橋（管理橋）をダンシングで上り、もういっぱいいっぱい。
下り切ってゴール！！
ギリギリ35km/hならず！当面の目標は？
さて、その結果は。
タイムは、7:58！
アベレージは、34.7km/h！
平均心拍数は、163bpm！
ケイデンスは、83rpm！
残念！ギリギリ35km/h届かず！
あれー、絶対行ったと思ったんだけどな？
ま、坂ふたつと橋を渡る時に、どうしても速度がにぶりますからね。
ほんとのフラットコースなら達成してたな、ふ。
とか虚勢をはっても仕方ありません。
現実を受け入れましょう。
彩湖1周ですら35km/hで走り切れなかった、というのが現実です。
心拍数を見ても、160台で自分にとってはしっかり追い込んだ数値になっています。
なので、リアルな数字だと考えていいでしょう。
まずは、坂があろうがなんだろうが、このコースで1周35km/hで走り切ることを当面の目標としましょう。
「巡航速度35km/hへの道 vol.1」で掲げた最終目標は、
ホームトレーニング場所の彩湖だったら、1周4.6kmなので9周…、いや！きりよく10周回をアベ35km/hで走り通せたら達成としましょう。
と、自分で言っていますね。
げげ、1周すらまだできなかったのに、これを10周か。
いまの自分からはてしない超人レベルに感じますが、目の前の壁をひとつひとつクリアしていけば、いつかはたどりつける！
はず？
というわけで、まだまだ続きますよ！
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内容を一言で言うと、館山トライアスロン挑戦記です。
読み終わったら、あなたは必ずトライアスロンをやりたくなる！！
というわけで、ぜひ試し読みしてみてくださいね。
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