BIKE

壮大な道のりの第一歩[巡航速度35km/hを目指して]

巡航速度35km/hへの道まとめ

巡航速度35km/hを目指すという至極シンプルな企画

ロードバイクに乗る上で、人それぞれ目標とするものがあると思います。

◯◯峠で◯分切る。
FTPで◯◯ワット。
富士ヒルでシルバーリング。

わたしはいまのところヒルクライムには特に興味がなく、またパワーメーターも持ってないので(もちろん欲しいですよ!涙)、いま例に挙げたような目標は掲げていません。

わたしの場合、トライアスロンで戦うためにバイクに乗っているので、どちらかというと単独のタイムトライアル的な方向に目が向いてます。

平地を単独で走る時によく使われる言葉に「巡航速度」というものがあります。

ある一定の距離(わたしの場合はトライアスロンスタンダードディスタンスのバイクパート40kmが目安かな)をずーっとその速度で走り続けられることを意味します。

で、初心者レベルを一歩抜け出したロードバイク乗りが次に目指すのが、

巡航速度35km/h!

ではないでしょうか。

自転車雑誌でもよく「35km/hの壁を突破せよ!」とか「踏まなくたって35km/h!」とか「◯◯(体幹、股関節、骨などなど)を使えば35km/h!」とかいうキャッチで特集が組まれていますよね。

それぐらいロードバイク乗りにとっては垂涎のフレーズなわけです「35km/h」とは。

そんなのとっくにクリアしてるよ!という方、はい、参りました。
この後ご覧になっても特に参考にはならないかと思うので、ここでお引き取りください。
いや、逆に何かアドバイスください(笑)。

ここから先は、がんばれば30km/hでは走れるようになったけど、35km/hはまだまだという人、つまりいまのわたしと同レベルの人にこそ読んでもらいたい!

プロはもちろん、アマチュアでも、表彰台が当たり前!みたいな、もとから速い人が語る「速く走るコツ」は、正直現実的ではなく、我々(すいません、勝手にひとくくりにしてますが)にとってはどこか遠い国の話のように聞こえます。

そこで!

並みの実力(31km/h前後でなら走れる)からコツコツレベルアップして、はたして巡航速度35km/hの壁を超えることができるのか?

という壮大な企画を、自分で試しながらやってみたいと思うわけであります。




わたし自身のスペックと愛車の機材データ

何はともあれ、被験者(わたし)の基礎データをば。

性別:男
年齢:38(2018年4月現在)
身長:178cm
体重:64〜66kg程度で推移
競技歴:トライアスロン歴6年(バイクもほぼ同様)
昨年のレースデータ:2017年昭和記念公園トライアスロンバイクパート20kmでアベレージ34.7km/h

一応機材(バイク)の情報も。

ローラー設置図

フレーム:Corratec R.T. Corones +Carbon(基本的にアルミフレームでフロントフォークとシートステー、チェーンステーのみカーボン)
コンポ:シマノ105(10速)
ホイール:(練習用)シマノRS010(本番用)Sfida 60mm カーボンホイール
エアロバー:PROFILE DESIGN T3+カーボン
サドル:COBB Plus
チェーンリング:RIDEA POWEWRING 53/39T
その他細かい情報は省略。

現状の実力測定

さて、昨年9月の昭和記念公園トライアスロンでは、バイクパート20kmをほぼアベ35で走ることができましたが、あれは自分でもかなり驚きの結果でした。
アベ33が達成できればいいな、と思っていたぐらいなので、色々な要因がうまく重なって確変が起きたものと思われます(自分がその一つと思っているのがセルフマッサージです。「筋膜リリースでバイクの巡航速度がアップした話【オススメのマッサージツール】」)。

しかーし!その後はオフシーズンに入り、しばらく休眠状態でしたので、あらためて現在のレベルを明らかにしておかなくてはいけません。

というわけで3月末日、冬の間はほとんど外を走らずローラー台に備え付けとなっていた愛車に外用ホイールをセットして、久々に外へ繰り出しました。

埼玉在住のわたしが実走トレーニングによく用いるのが、彩湖です。
基本平坦の周回コースがとれるので、ヒルクライムの練習にはなりませんが、わたしのような巡航速度チャレンジにはちょうどいいのです。

彩湖トレ(この写真は以前に撮影したものですが)

アップがてら荒サイに出てからはそれなりにしっかり踏んでいきました。

彩湖の桜到着。まだ桜がきれいでした。

彩湖には土手の上下をひたすら周回するストイックなコースもありますが(どちらかというと上級者、速い人はこっちのイメージ)、私は湖の周りをぐるりと走る周回コース(1周4.6kmぐらい)の方が好みです。

(「ロードバイク乗りのための彩湖トレーニングガイド【周回練に最適】」)

今回は久々の様子見ということで、3周ほど走ってみることに。

自分が目印にしているポイントから計測スタート!

エアロバーをにぎったタイムトライアル風フォームでがしがし行きます!
やや風の抵抗を感じましたが、ローラー台ばかりの日々だと微風でも強い向かい風に錯覚する傾向があるので、あまり気にしないことに(「GT-Roller Flex 一辺倒の弊害(久々の実走にて)」)。
どうせ彩湖は周回コースなので、向かい風があれば、必然的に追い風区間もあるので、大きな問題にはならないはず。
3周目になって、少し腰が張ってきたかな、と疲れを感じ始めましたが、ゴール!

さて、その結果は?

1周目 アベ31.7km/h(タイム8:44/心拍数148/ケイデンス75)
2周 アベ31.7km/h(タイム8:44/心拍数155/ケイデンス73)
3周 アベ32.2km/h(タイム8:37/心拍数157/ケイデンス72)

うん、やはりこんなもんだな!(いばってどうする)

すこし意識的に重めのギアで踏んでみたので、ケイデンス低め、心拍数も160台に入ってないのでまだ心肺的には余裕が残っていたかな、といったところ。




さぁここから始めよう!

さて、とりあえずここからまた再スタートします。

とくにいつまでに達成!とかいう期限は設けません。焦っても仕方ないですから。

しかし何をもって達成とみなすのか、はある程度決めておいた方がいいでしょう。

一番わかりやすいのは、トライアスロンのレースでバイクパート40kmをアベ35km/hで走り切ることでしょう。
アベレージと巡航速度は厳密に言うとちょっと違いますが、これができたら文句なしに達成としていいでしょう。

ホームトレーニング場所の彩湖だったら、1周4.6kmなので9周…、いや!きりよく10周回をアベ35km/hで走り通せたら達成としましょう。

そのためのアプローチは、これから考えることにします。

ひたすらローラー台でメディオ走をするのか。
はたまたプロのフィッティングを受けてみるのか(その後受けました。「ロードバイクのフィッティングサービス初体験in サイクルショップMattino」)。
それとも、思い切ってパワーメーター買ってパワートレーニングを始めるのか(その後買いました。「Pioneerペダリングモニター導入!」)。

これしかない、なんていう正解はないはずなので、あれこれ模索しながらその過程も逐一進捗状況とともに報告できればなぁと思っています。

いつの日になるかわかりませんが、自分がトライアスロンのバイクパートで、35km/h超でがんがんかっ飛ばしている姿を想像するとワクワクしてきますね。
その憧れの自分に到達するその日まで試行錯誤で進んでいきますので、乞うご期待!
同レベルの方がもしこれを読んだら、お互いがんばりましょう!

>>巡航速度35km/hへの道 vol.2

巡航速度35km/hへの道まとめ
ABOUT ME
mahhy
ヒツジ年生まれのアラフォーサラリーマン。仕事に励みつつ、余暇をこよなく愛する。トライアスロンから子育てまで、やりたいことが山積みだ。
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内容を一言で言うと、館山トライアスロン挑戦記です。
読み終わったら、あなたは必ずトライアスロンをやりたくなる!!

というわけで、ぜひ試し読みしてみてくださいね。

 

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